戦争

【胸を締め付ける衝撃のラスト】フューリーのストーリーと名シーンを全てネタバレ!しかも無料動画で紹介!

フューリーのストーリーと名シーンをネタバレ動画で紹介する記事

「フューリー」は2014年に公開された、第二次世界大戦時代を描いた戦争映画です。

舞台は連合国軍がナチス・ドイツに対して最後の攻勢をかけようしている1945年のドイツ。

ナチスを憎むリーダーと、戦争そのものを憎む新人隊員、そして生き残るために深い絆を作っていく戦車、フューリー号の隊員たちの熱く悲しいドラマです。

そんな「フューリー」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「フューリー」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!

【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介

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まずは「フューリー」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。

時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです!

もしあなたに時間がない場合は、こちらの予告動画を観るだけでも雰囲気がわかると思います。

本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。

主な登場人物
  • ドン:フューリーの車長。何度もピンチから隊を救った勇士
  • ノーマン:新任の副操縦士。戦争未経験のタイピスト
  • バイブル:砲手。常識人で聖書の一節をよく口にする
  • ゴルド:ヒューリーの操縦手。ノーマンの指導役
  • クーンアス:装填手。ノーマンに突っかかる

「フューリー」は1台の戦車に乗り込む5名の隊員たちの絆を描いたドラマです。

そのため、主要キャストと呼べるのはこの5名だけで、他の登場人物を覚えておく必要がありません。

2時間映画で5名だけをフォーカスするのでとても濃いドラマに仕上がっています。

「フューリー」を観る際は、「ドンの視点」「ノーマンの視点」「全体の視点」を意識するとより一層楽しめると筆者は思います。

ストーリー要約
  1. 副操縦士が死亡
  2. 代わりに新人のノーマン着任
  3. ノーマンが戦争に順応していく
  4. フューリー単独で要所を守る任務
  5. 激戦で死んでいく仲間
  6. ノーマンだけが生き残り戦闘は終了

「フューリー」は一人の若者の成長や仲間との絆という、美しい側面と戦争の愚かさや汚さ、立場の違いによる誤解など、多くの示唆を含んだ名作です。

観終わった後、ずっしりと考えさせられる名作です。

【90秒でわかる】「フューリー」のストーリーを大まかに紹介!

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ここではストーリー全体を90秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。

あなたがフューリーを観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。

  1. 戦闘によって傷つきつつもフューリーが帰還
  2. 第三小隊の生き残りは自分たちだけ
  3. ドンは副操縦手を守れなかったことを後悔
  4. 新人のノーマンが副操縦士として着任
  5. 戦争の現状を見てノーマンが嘔吐
  6. B中隊と合流するためすぐに発進
  7. ノーマンが森の人影に気づくもスルー
  8. ドイツ軍に吸収され小隊長死亡
  9. ドンはノーマンを激しく叱責
  10. B中隊と合流対戦車砲を潰す任務
  11. 交戦の激しさにノーマンの心が折れる
  12. 捕虜にしたドイツ兵をノーマンに撃たせる
  13. 仲間がドンの真意を伝える「お前を一人前にするためだ」
  14. ドンに対する隊員の信頼は厚い
  15. 行軍中、道に市民の首つり死体
  16. ドイツ軍に対する怒りを募らせる隊員たち
  17. 降伏しない街でドイツ軍と戦闘に
  18. 出てきた敵をノーマンが射殺
  19. 街を占拠し戦闘が終了
  20. ノーマンが民間人のエマといい感じになる
  21. 戦地の中で和やかな雰囲気に
  22. 仲間が乱入しノーマンやエマをからかう
  23. 次の任務の呼び出し、要所を死守せよ
  24. 準備中にドイツ軍から空爆でエマが死亡
  25. ノーマンは絶叫し再び心が折れる
  26. 行軍中、格上のドイツ戦車から砲撃を受ける
  27. こちらの砲撃が効かず他の戦車がやられていく
  28. フューリーが後ろに回り込んで敵戦車を撃破
  29. 無線が壊れ応援を呼べないまま単独で任務
  30. 任務の十字路に到着すると地雷でキャタピラ損壊
  31. 偵察中クーンアスがノーマンに謝罪する
  32. 見張りのノーマンがドイツの大隊を発見
  33. 戦車は動かず隊員は森に逃げようと提案
  34. ドンは一人で残って抵抗する「ここが俺の家だ」
  35. 結局全員で残って戦うことに
  36. 戦闘前に仲間がノーマンを認め「マシン」とあだ名をつける
  37. ドイツ兵との戦闘が開始
  38. たった戦車1台で善戦するも弾切れと砲の故障
  39. クーンアス、ゴルグ、バイブルが次々と殺される
  40. ドンも3発撃たれノーマンに逃げるよう指示
  41. 手榴弾が車内へ投げ込まれノーマンが脱出口へ
  42. 手榴弾が爆発しドンも死亡
  43. 戦車の下で息をひそめるノーマンをドイツ兵が発見
  44. 怯えるノーマンをドイツ兵は見逃してその場を去る
  45. 車内に戻ったノーマンはドンの顔に上着かける
  46. アメリカ軍が合流しノーマンが助かる
  47. 「お前は英雄だ」の言葉に複雑な気持ち
  48. 交差点にはフューリーの周りに無数の死体

荒くれ者ばかりのフューリー号に、戦争や人殺しに対して強烈なアレルギー反応を示すノーマンが合流します。

当初は嫌がってばかりいたノーマンが徐々にドイツ軍への怒りを抱き、戦闘に参加していく中で仲間から一人前と認められ、「マシン」というニックネームで呼ばれるようになります。

フューリー号の車長であるドンは任務をやり遂げることと同じくらい仲間を生かすことを大切にしているため、戦闘に参加しないノーマンをはじめは責めるも、徐々にわかりあい、守る対象として絆を深めていきます。

フューリーの中が一枚岩になっていた頃、最大のピンチが訪れ、逃げ出す選択もあった中で最終的には死ぬ可能性が高くても全員で戦うことを選びます。

本作では、最後の最後まで「ひどいドイツ軍を正しいアメリカ軍が倒す」という印象を持っていましたが、ラストシーンのたった数十秒で見方が変わります。

「結局この戦争はどっちも悪くなかったんじゃないか?」と思わされる映画だと筆者は思います。

【口コミ】「フューリー」の感想を分析!

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ネット上には「フューリー」について様々な投稿があります。

ここでは、Twitterに投稿された「フューリー」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。

「フューリー」に言及している投稿では、ほぼ全て高く評価されているようです。

ポイントとしては

  • 主演ブラッド・ピットのかっこよさ
  • アクションのリアリティ
  • 考えさせられるストーリー

の3つになるようです。

筆者も特にリアリティについては同意ですが、リアルすぎてあなたがグロいと感じてしまう可能性もあるのであらかじめ気をつけてください。

それを除けば、筆者も名作だと思います!

【名シーンの紹介】それぞれの戦闘の裏には必ずドラマがある…

フューリーのストーリーと名シーンをネタバレ動画で紹介する記事

ここでは「フューリー」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。

基本的には戦闘シーンになりますが、それぞれ注目してほしい点や持ってほしい視点が異なりますので、解説も加えていきます。

5つの名シーンを観るだけでも「フューリー」の魅力を理解してもらえるので、全編を時間がない場合はぜひこれだけでも試してください。

【名シーン①】部下の前で決して弱いところを見せないドン

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故障した戦車を直し、死亡した仲間を乗せて帰還する冒頭のシーン。

亡くなったレッドの遺体を回収させ、次の出撃に向けた指示を淡々と出してその場を立ち去るドン。

仲間たちも口には出しませんが「何か言葉はないのか?」という表情でドンの背中を見つめます。

しばらく歩き、誰も追ってこないことを確認すると、物陰でおもむろにしゃがみこむドン。

ぐっと悲しみと涙が出るのをこらえ、自分を奮い立たせているように見えます。

実際に涙が出ているわけではありませんが、筆者にはそう見えました。

【名シーン②】ノーマンが経験する初めての戦闘

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もともとタイピングの訓練しか受けていないのに、わけも分からず戦車に乗っているノーマン。

途中、ノーマンが不審な人影を見逃したために小隊長は死に、ドンからこっぴどく叱られた直後の戦闘シーンです。

ドンの鮮やかな采配で苦戦していた戦場は一気に味方優勢になっていくのですが、フューリー号の前にいる敵を撃つべきノーマンがもたもたしていてゴルドたちから怒られて、とうとう折れてしまいます。

「もうこんな所にいられない!」

このシーンは、ドンが今まで仲間を生き残らせてきた戦闘の腕と、戦争に対してのアレルギーから抜け出せないノーマンの両方の視点で観るとよりいっそう楽しめます。

【名シーン③】圧倒的不利!格上戦車との戦闘

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十字路を守れ、という任務に向かう途中でいきなり砲撃を受けて戦車1台が倒されてしまいます。

その後、3台で立ち向かうも、相手はこちらの砲撃を受けてもビクともしない格上のティーガー戦車で、アメリカ軍のシャーマン戦車では全く歯が立ちません。

あっという間に残った味方も倒され、フューリー号ただ1台になってしまいます。

ドキドキの戦闘は、ドンの的確な指示とゴルドの運転技術、バイブルの射撃によって相手の背後から砲撃し、なんとか倒すことができます。

このチームの強さがわかるシーンです。

【名シーン④】絶体絶命!戦車1台 VS 300人のドイツ軍

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指令通り、要所の十字路に到着したフューリー号は対戦車用の地雷を踏んでしまい、動けなくなります。

修理に取り掛かるも、直後に前方からドイツ軍300人が向かっていることを知り、逃げるか、戦うかの選択を迫られます。

逃げようとする仲間に対して、ドンは自分一人でも残ると言って聞かず、とうとう仲間たちも折れてみんなで戦うことに。

その戦闘は壮絶を極め、昼間に始まった戦闘はとうとう周りが見えない夜になっても終わりが見えません。

フューリー号の仲間たちがなんとか生き残ろうと必死で運命に抵抗する迫真の演技を堪能してください!

【名シーン⑤】考えさせられる問題のシーン

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最後はものすごく考えさせられるシーンです。

ドンから非常口(車体の下についてる出口)から脱出するよう指示され、戦車の下に潜るノーマン。

このままドイツ軍に気づかれないように息を潜めていると、一人のドイツ軍人が足を止め、戦車の下をライトで照らして調べようとします。

ノーマンは絶体絶命の状態となり、ドイツ軍人に対して「見逃してくれ」と目で訴えるのですが、その軍人は誰も呼ばずにその場を立ち去ります。

「フューリー」では、作品の9割以上で「ドイツ軍はひどい、悪い」という描写で構成されてきました。

だからこそ、ドンやその仲間に正義があったし、ノーマンが戦闘できたのもそのためです。

それが、「実は悪いやつらじゃなかった」となってしまうと、冒頭から最後の戦闘までの全てのシーンにおいて「お互い悪くないのに殺しあっていた」ことになり、戦闘の悲しさについて考えさせられてしまいます。

どこにも書いてありませんが、本作で一番伝えたいのはそれなのかもしれません。

【無料視聴】フューリー全編を高画質で見る方法

動画を無料で視聴できる方法を紹介

いかがでしたか?

実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!

「レンタルは面倒だなぁ…」

そうですよね。

映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。

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動画配信サービスとは?

インターネット回線を通して、PCやスマホ、TVで映画やドラマを見ることができるサービスです。

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「無料で観れるサービスはないの?」

一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。

罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。

フューリーを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。

(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)

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