「東京喰種(トーキョーグール)」2017年に公開されたアクション・サスペンス映画です。
原作は漫画で、あまりの人気ぶりからアニメ、小説、舞台とその幅を広げています。
人の姿をしながらも人肉を食べることでしか生きていかれない「喰種(グール)」が人間社会で生きていくことをテーマにしており、正とも悪とも決められない、何とも考えさせられる作品です。
そんな「東京喰種(トーキョーグール)」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「東京喰種(トーキョーグール)」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「東京喰種(トーキョーグール)」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです!
もしあなたに時間がない場合は、こちらの予告動画を観るだけでも雰囲気がわかると思います。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- カネキ:おとなしい大学生。リゼの臓器移植を受けて半喰種になる
- トーカ:女子高生の喰種。カネキと行動を共にするヒロイン
- ヒナミ:幼い喰種。両親をCCGの捜査員に殺されている
- ヨシムラ:喫茶店「あんていく」を運営しながら喰種をサポート
- CCG:喰種対策局。マドとアモンが二人で行動する
「東京喰種(トーキョーグール)」では人間・喰種の双方にたくさんのキャラクターが登場します。
日本人の名前なので、そこまで抵抗はないと思いますが、人数が多いためこちらの名前だけ覚えておけば問題ありません。
- カネキが喰種からの臓器移植で半喰種になる
- あんていくでトウカやヨシムラと仲間になる
- ヒナミの母親をCCGマドとアモンが駆逐
- トーカとヒナミが敵討ちでマドを殺す
- カネキはアモンを追い詰めるも逃す
本作「東京喰種(トーキョーグール)」は、「人を食べる喰種と人間の衝突」をテーマにしたストーリーですが、人間側、喰種側それぞれの視点で観てみると、同じ事実が違った見え方になる、不思議で面白い構成になっています。
ぜひこの映画は2度観ることをオススメします!
【90秒でわかる】東京喰種(トーキョーグール)のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を90秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが東京喰種(トーキョーグール)を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
主人公のカネキはある日とつぜん喰種になってしまい、戸惑いながらも人間社会から喰種の社会へと入っていきます。
喰種の社会に入ってみると、普段は何も人間と変わらず、ただ人肉以外を受け付けない体であるという苦労や、その人肉もできるだけ自殺した死体から調達するなど、人間との共存を努力していることを知ります。
一方で喰種を追うCCGマドは自身の妻を喰種に殺され、その残酷で無慈悲な存在に対して激しい憎悪を感じています。
どちらの気持ちも理解できるカネキがこの世界に強い憤りを感じる難しい演技を、主演の窪田正孝が見事に演じています。
「悪者を倒してスッキリ!」のようになりませんが、観終わった後はなんとも複雑な気持ちになる映画です。
【口コミ】「東京喰種(トーキョーグール)」の感想を分析!
ネット上には「東京喰種(トーキョーグール)」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「東京喰種(トーキョーグール)」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
「東京喰種(トーキョーグール)」はすでに次回作の公開が決まっていて、そのキャスティングについての報道がちらほら出ているため、Twtter上では次回作のキャストについての感想や期待、1作目を改めて観たという感想がたくさん投稿されていました。
東京喰種の実写映画面白くないなぁ。
— しょと (@Syutly) March 9, 2019
実写映画ようやく観ました☺️7月に2が公開されるからそれまでに観ておきたくて。
CGのクオリティーが凄い。董香ちゃんの赫子は本当に綺麗に実写化されてました✨
あと窪田君の演技力。食べ物を受け付けず吐いてしまうシーン、喰種の本能にとらわれ理性無くなってるシーンのなりきりが凄い#東京喰種— AKI* (@shigimiraumen) March 13, 2019
東京喰種の映画、ほんっとに気持ちが悪い(大褒め言葉)
序盤の金木君が冷蔵庫の中のもの食べながらゲーゲーしてるシーン見てこっちまで吐きそうになったし赫子が…グロ…(大褒め言葉)— ナホ (@_yamada_n_) March 9, 2020
すでに初恋ロスなので東京喰種を観た。
やっぱり窪田くんすごい!!!!
毎シーン圧倒されまくる。
カネキ部分はすごく可愛くて声も優しくてスタイル良すぎて愛せずにはいられないのに喰種部分は完全にバケモノ…窪田くんにハマってくれると思うけどハマらないと観ない映画なんだろうな。怖いし。。
— さくら (@oOau27bhECQXjJe) March 7, 2020
東京喰種借りてきて見てるんだけど最高に面白いグロいし怖いんだけど面白いんだよ唯一漫画の実写化で面白いと思った映画!!!!!!
— (@__tknr_kzm__) March 4, 2020
だいぶ賛否両論分かれますね。
もともと漫画作品で大人気だったこともあり、実写化に対して批判的な目で見てしまうのは他の作品でも起こることです。
自分の中で妄想する主人公の声のトーンやキャラクターが、実写では全く違っていてがっかりした経験は筆者にもあります。
ただ、「東京喰種(トーキョーグール)」に関しては、期待を超えていたと言う感想が多いのではないかと感じます。
理由として以下の3点をあげる人が多いようです。
これを見て、少しでも期待を感じるのであれば、ぜひオススメしたい映画です。
【名シーンの紹介】それぞれの視点で観ると深イイ!かっこいいアクション
「東京喰種(トーキョーグール)」では、アクションシーンが多くあります。
そのどれもが最新のCGを駆使していて、迫力満点でとにかくかっこいいんです!
そして、喰種が人間を攻撃するアクションばかりでなく、人間が喰種を痛めつけるシーンもあり、それぞれの立場を意識して見てみると一層楽しめます!
【名シーン①】「本物の喰種初めて見た?」
最初は、喰種が人間を痛めつけるシーンの紹介です。
まだ喰種になる前のカネキがリゼに襲われ、食われかかるシーンです。
喰種に会ったことのない青年が、思いを寄せていた女性が喰種である現実や、その彼女が今から自分を殺し、食べようとする現実を受け入れられずパニックになる演技が見ものです!
【名シーン②】「くっせー、女の喰種みてーな匂い」
こちらは喰種と喰種がやりあうシーン。
友人ヒデの頼みで顔を出したサークルに、食い場を荒らしたと因縁をつけてきたニシキがその場におり、ヒデを巡って戦います。
はじめは劣勢だったカネキが赫子(かぐね)と呼ばれる、体から出てくる武器を体現したところから形成が一気に逆転します。
喰種同士の殺し合いもあるんですね。
【名シーン③】「なぜ貴様らは罪を犯してまで生きようとする」
こちらは人間が喰種をいたぶるシーンです。
CCGのマドが、駆逐したヒナミの母親の体を使って他の喰種をおびき出す作戦に、ヒナミがかかってしまい、追いかけたトーカと戦闘になります。
CCGには駆逐した喰種の赫子(かぐね)をクインケと呼ばれる武器に変える技術があり、マドはヒナミの両親の赫子(かぐね)を使ったクインケでトーカを一方的にいたぶります。
マドの問いに対して、トーカは答えます。
「生きたいって思って何が悪い!
こんなんでもせっかく産んでくれたんだ!育ててくれたんだ!
人しか食えないんだよ、こんな体でどうやって正しく生きればいいだよ!」
もう、どっちが悪者かわかんないですよね…
最終的には覚醒したヒナミがマドをあっさり弱らせるわけですが、とどめを刺すよう促すトーカに対してヒナミは
「この人を殺してもお父さんとお母さんには会えないよ」
正論ですね…ただ、それで生かしておけばまた犠牲者が出るというジレンマからトーカがとどめを刺すわけです。
胸にグっとくるシーンです…
【名シーン④】「あなたたちが信じるのがこんな世界だとしたらこの世界は間違ってる」
最後に、喰種と人間、どちらが上でもない対等な勝負です。
マドとトーカが戦っている同じタイミングで別の場所で、カネキとアモンが戦います。
喰種になりたてのカネキと鍛えまくっているアモンが、かなり互角の勝負をしますが、最後の最後でカネキがアモンを取り押さえます。
喰種の本能でアモンを食おうとした直後、人間の理性がそれを止めます。
喰種と人がわかりあわずに殺し合う世界に、カネキが叫ぶわけですが、同じセリフを別のシーンでアモンも言っているのです。
喰種と人は分かり合えるんでしょうか…
【無料視聴】東京喰種(トーキョーグール)全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
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罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
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