戦争

【心を動かされる衝撃の実話】ホース・ソルジャーのストーリーと名シーンをネタバレ動画で完全解説!

ホース・ソルジャーを無料動画でネタバレ紹介する記事

「ホース・ソルジャー」(原題:12 Strong)は、2018年に公開された、実話にもとづいたアメリカの戦争映画です。

2001年9月11日に起きた、アメリカ同時多発テロの反撃として派遣された最初の部隊である「ODA595」が死地であるアフガニスタンにわずか12人で乗り込み、勇敢に戦った一部始終を描いた作品です。

製作には、「トップガン」シリーズや「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを手掛けたジェリー・ブラッカイマーも名を連ねており、迫力あるアクションシーンも見どころの一つです。

そんな「ホース・ソルジャー」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「ホース・ソルジャー」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!

【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介

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まずは「ホース・ソルジャー」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。

あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。

この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。

前提として理解しておきたい知識

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本作は、シンプルに観ても楽しい作品ではありますが、時代や組織の背景を知ることで細部まで楽しむことができるため、覚えておきたい知識を紹介しておきます。

ここでは大まかな概要だけ載せておきますが、興味があればさらに詳しく調べることをおすすめします。

  • アメリカ同時多発テロ:2001年9月11日にアメリカで4機の航空機がハイジャックされ、そのうち3機が世界貿易センタービル2棟と国防総省に激突した史上最悪のテロ攻撃。
  • アルカイダ:ウサマ・ヴィンラディンが主導するテロ組織で、アメリカ同時多発テロの実行犯。元々はアフガニスタンに侵攻するソ連に対抗するためにアメリカのCIAが武器を与えて育てたといわれる。
  • タリバン:アフガニスタンを実質的に支配する政治組織。元々はパキスタンやアメリカ政府の支援を受けていたが、次第に暴走し、虐殺を行ったりアルカイダとの繋がりを強め危険な思想へと発展している。

事前に押さえておきたい主要な登場人物たち

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主な登場人物
  • ミッチ・ネルソン大尉:特殊部隊「ODA595」の隊長。内勤を希望し隊を解散させたが、テロの報道を見て現場復帰を希望、承認される。実戦経験がない
  • ハル・スペンサー准尉:ネルソン大尉の内勤に合わせ、軍に退役届けを出していたものの、ネルソン大尉復帰で退役をやめ隊に復帰する。実戦経験が豊富でネルソンの右腕役。
  • サム・ディラー:ODA595の隊員。正義感と責任感が強く、アフガニスタンでは別働隊を任されるほど。当初は隊を離れたネルソンをよく思っていなかった。
  • ドスタム将軍:反タリバン勢力、「北部同盟」の3人いる将軍の一人。冷酷さや頑固さが目立つものの、実は部下や国民への深い愛情を持っている。

本作では、ストーリーの進行とともに、登場人物が成長したり、お互いが理解しあって深い信頼関係を気づいていく点も魅力の一つです。

特に、ネルソン大尉とドスタム将軍が初めて出会った序盤からラストまでの信頼関係の変化に着目すると作品を一層楽しめるはずです。

ちなみにこの二人の親交は、戦争が終わった後もずっと続いているそうです。

【さらに内容を深堀り】「ホース・ソルジャー」のストーリーを解説

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ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。

あなたが「ホース・ソルジャー」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。

ストーリーの詳細

1【最初の反撃】

  1. アメリカで同時多発テロが発生し基地は大混乱
  2. 休暇中のネルソン大尉が中佐に現場復帰を志願
  3. 准尉が退役願いを取り下げることで復帰が承認
  4. 隊員を送り出す家族は重く複雑な気持ち
  5. アフガンに向けてネルソン隊が近くの基地に到着
  6. 標的はタリバンが支配する都市マザーリシャリーフ
  7. 北部同盟のドスタム将軍を支援する任務
  8. 大佐は実戦経験がないネルソンを不安視している
  9. 未知の任務に経験は意味ないと説くネルソンに任せる
  10. 戦いに一番重要なのは動機だとしてタワーの残骸を渡す
  11. アメリカ軍による最初の反撃に隊員一同テンションが上がる

 

2【北部同盟との共闘】

  1. マザーリシャリーフから55kmのアラモ砦に到着
  2. 北部同盟は3つの軍閥があってそれぞれが敵対している
  3. ドスタム、アタ、モハケク将軍は出会えば殺しあう関係
  4. ネルソンがドスタム将軍に挨拶するも若造扱いされる
  5. ドスタムはネルソンが人を殺していないことを見抜く
  6. マザーリシャリーフへの移動手段は馬で6頭しかいない
  7. 仕方なく隊を6人ずつに分割しネルソンのA組が先行する

 

3【埋まらない距離】

  1. タリバンが占拠するベシャームで親子を捕まえる
  2. 英語の絵本を持っていた親子をリーダーのラザンが尋問
  3. 8歳を過ぎた少女に教育したという戒律違反で母親を射殺
  4. ネルソンの思うような指揮をとらないドスタム将軍
  5. アメリカ兵を客人扱いして前線に出そうとしない
  6. 遠隔からの座標指示では空爆支援の精度が悪くピンチに
  7. ネルソンが馬で接近し交戦して正確な座標を伝える
  8. 空爆支援によってラザンの先遣隊に勝利する

 

4【徐々に縮まる距離】

  1. ベシャーム奪還作戦でドスタムはネルソンに待機命令
  2. 想定外の敵戦車の待ち伏せでドスタム将軍がピンチに
  3. ネルソンらが命がけで援護しなんとか退却させる
  4. ネルソンがドスタムに戦車の情報を教えなかったと問い詰める
  5. ネルソンは死を恐れていると負けるというドスタム
  6. 君らは今が豊かだが敵は死後に豊かになれると信じている
  7. ネルソンに「兵士になるな、戦士になれ」と諭す
  8. 夜中にドスタムが寝ているネルソンを起こす
  9. 戦車の情報は自分も持っていなかったことを説明する
  10. ドスタムが死んだ部下たちに胸を痛めている心境を明かす

 

5【ドスタムの離脱】

  1. ディラーら3名にターンギー峠の補給を断つよう命令
  2.  スペンサーのB組がネルソンの合流指令でやってくる
  3. 空爆で敵兵を相当したと思われたベシャームにラザンの伏兵
  4. 多くの部下を失いつつもなおドスタムが自ら突撃する
  5. ネルソン隊も必死で前進し援護したことでベシャームを奪還
  6. ドスタムが治めていたベシャームはこんなに抑圧されていなかった
  7. ドスタムのベシャーム奪還への思いはとても強かった
  8. 本部が別部隊をアタ将軍の支援に送ったことをネルソンが知る
  9. ネルソンがドスタムに別作戦を伝えるとドスタムは撤退を決定
  10. アタの方がマザーリに早くつくため無駄な戦いをしたくないと主張
  11. ネルソンが戦士ではなく軍閥だと挑発するも黙って立ち去る

 

6【決死の作戦】

  1. 逃げても故郷で再び惨劇が起こると考えた隊員たちは作戦を決行
  2. 峠にはラザンの部隊が15000人と多勢のため空爆で殲滅する作戦
  3. 空爆を指示するB組に多数の投降兵が押し寄せて空爆が中断
  4. 突如投降兵の一人が自爆して目の前のスペンサーが重傷を負う
  5. 絶体絶命のピンチにドスタムが戻ってきて共に戦う
  6. 相手が自走式ロケット砲BM-21を使用しドスタム軍に大損害
  7. ネルソンがBM-21を止めるために死を恐れず馬で突撃する
  8. 命令がないのにドスタムの軍がネルソンの後に続いて走り出す
  9. BM-21の弱点は40発打った後2分の装填時間がかかること
  10. ネルソンとドスタムが協力しあってBM21を制圧
  11. 車で逃げるラザンをドスタムが単機で追う射殺する

 

7【成長と和解】

  1. ドスタムがアタを追っていると知ったネルソンが跡を追う
  2. 今北部同盟が分裂し殺し合いを始めるのはまずい
  3. マザーリシャリーフでドスタムとアタが鉢合わせ
  4. 不安そうに見つめるネルソンの前で二人が握手する
  5. ドスタムがネルソンに感謝を込めて私の兄弟だと伝える
  6. ネルソンが大佐から渡されたタワーの残骸を土に埋める
  7. ODA595の12人は全員が無事に帰還した
  8. アルカイダはこの戦闘を最悪の敗北として記録
  9. 機密任務だったためにこの活躍は公にならなかった
  10. ドスタムはその後アフガニスタンの副大統領になる
  11. 世界貿易センターの跡地には騎馬兵の銅像が建てられた

本作は実話に基づいた作品で、実際に絶望的な任務から12人の退院は全員生還しています。

映画なので多少の脚色はあると思いますが、言葉の通じない敵地に少数で乗り込み、不可能と思われる作戦を勇敢にやり遂げたという事実に胸が熱くなります。

また、作戦成功の背景には実戦経験がなかったネルソンと、アメリカ軍を単なるスポンサーとしか見ていなかったドスタムがだんだんと成長し、お互いを信頼する気持ちが強くなっていったことが大きく貢献しており、ヒューマンドラマとしても高く評価できる作品です。

【ネタバレ解説】ホース・ソルジャーのもやもやを全てもれなくピックアップ

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ここでは本作を通して、ややわかりにくい点や「どうしてそうなったの?」というもやもやをピックアップし、全て解説します。

完璧なネタバレ解説なので、注意して読んでください。

【ネタバレ1】ドスタムはなぜ最初ネルソン隊に冷たかったのか?

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これは、ドスタムの個人的な感情というよりも、アフガニスタンという土地柄が大きく影響しています。

アフガニスタンは、1779年に旧ソ連が侵攻してきて戦争となり、ソ連と敵対関係にあったアメリカが裏から支援したことによって誕生したのがアルカイダです。

そのアルカイダはソ連が撤退すると、反米の姿勢を強めたため、アメリカは手を引きます。

また、パキスタンは敵対するインドへの牽制を強めるためにタリバンを支援し、そのタリバンがアルカイダと結びついてアフガニスタンは内戦状態となるのです。

このようにアフガニスタンは他国の思惑に振り回されて戦争状態が続いているため、戦争に介入しようとする外国に対して冷めた目で見ているのだと思われます。

ラストシーンでドスタムがネルソンに、「今日の友は明日の敵になるかもしれない。去れば臆病者になるし残れば敵になる」と言ったのは、まさにこれまでの歴史の話をしているのです。

【ネタバレ2】ドスタムがネルソンに求めていたことは何か?

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ドスタムは作中で何度も「兵士ではなく戦士になれ」といっています。

具体的に何を意味するのかまでは触れていませんが、ドスタムの言動から推測すると、以下の三点を求めていたものと思われます。

  • 命令で動くのではなく自ら考えること
  • 部下の先頭に立って勇敢に戦うこと
  • 理性だけではなく想いを大切にすること

これを見た上で、序盤のドスタムの行動を振り返ると、確かにドスタムは戦士であろうとしていることがわかります。

一方で、序盤のネルソンは軍の命令で動いていたり、支援空爆に頼って敵から距離をとろうとしており、ドスタムからすると戦士ではなく兵士に見えたのだとわかります。

【ネタバレ3】なぜドスタムとネルソン認めるようになったのか?

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戦闘を重ねるごとに成長し、行動を変えていくネルソンを見続けて、最終的にドスタムはネルソンを認め、君は兄弟だとまでいいます。

ここでは、ネルソンが成長し変化した行動を4つあげておきます。

  1. 最初の戦いで空爆の精度を上げるために単機で敵に接近し射殺した
  2. ベシャームでドスタムがピンチになった時危険を顧みず援護しにきた
  3. ドスタムが撤退を決めた際に戦士ではなく軍閥だと痛い指摘をした
  4. ターンギー峠でBM-21を制圧するのにその場の全員を率いた

特に3番目では、ネルソンの思想は完全にドスタムよりも上をいっており、ドスタムは何も言い返せませんでした。

その場は去ったものの、ここで決定的にドスタムがネルソンを認めたためにその後引き返してきたのだと思われます。

そんなネルソンの影響を受けてなのか、あれほど仲が悪く、アタに先を越されるくらいならやめてやるといっていたドスタムが、マザーリシャリーフに先に入ったアタと握手するという大人な対応が取れるようになりましたね。

【口コミ】「ホース・ソルジャー」の感想を分析!

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ネット上には「ホース・ソルジャー」について様々な投稿があります。

ここでは、Twitterに投稿された「ホース・ソルジャー」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。

本作を観たユーザーの評価は意外にも大きく分かれているようです。

評価が高い投稿を見ると、アクションシーンの迫力や、実話ならではの重み、時代背景を楽しんでいるようです。

一方で評価が低い投稿には、戦争映画としての深みがない点をあげている人が多いようです。

確かに、戦争映画が好き詳しい人の満足度はそこまで高くならないかもしれませんが、逆にディープな戦争映画がちょっと苦手という人にとっては楽しめる作品です。

また、本作のキャスティングについてはどの投稿も評価が高く、その演技力の高さで作品自体の最終的な満足度は高くなるようです。

【名シーン紹介】頭を空っぽにして観れるアクション!名シーンの数々

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本作の見どころは兄弟の成長というドラマ生なのですが、アクション映画として観てほしいシーンもあるのでこちらで紹介します。

アクションとしては後半に向けて若干グダっていきますので、序盤の二つの山場のシーンをピックアップします。

【名シーン①】最初の戦闘でネルソンがさっそく力を見せるシーン!

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まだネルソンがドスタムから冷たくされている最初の戦闘シーン。

アメリカ兵を傷つけると後ろ盾なくなってしまうと、ネルソンらを戦闘に参加させないドスタムに対し、自ら敵に接近して空爆を指示するネルソン。

それまでネルソンを軽視していたドスタムが、ネルソンが騎乗した瞬間に驚いた顔を見せるのが印象的なシーンです。

【名シーン②】これは必見!ターンギー峠の戦闘シーンの全て

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ドスタムに去られ、それでも本国に再び悲劇を起こさぬよう12人の部下と峠を攻めるネルソン。

序盤こそ順調に走り出すものの、スペクターの負傷や予想外の敵戦力(BM-21)によって一気に劣勢となります。

絶望的な気持ちになったその時、ドスタムが駆けつけて形勢を逆転していきます。

特に最後にドスタムがラザンの頭を撃ち抜くシーンは、いろいろな想いを乗せて引き金を引いていることが感じられて胸が熱くなります。

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