「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」(原題「The Founder」)は、2016年に公開された、アメリカの伝記映画です。
誰もが知る世界最大のファーストフードチェーンを成功させたレイ・クロックが、「マクドナルド」に出会ってから苦戦し、成功するまでの人生を描いた作品です。
そんな「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
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目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- レイ・クロック:マクドナルドの「創業者」
- ディック:マクドナルドの創始者(弟)
- マック:マクドナルドの創始者(兄)
- ジョアン:野心ある実業家でレイの後妻
- ハリー:レイの片腕となるコンサルタント
本作は、マクドナルド兄弟が発明した田舎のハンバーガー店を、レイ・クロックが世界最大のファーストフードチェーンに成長させていく物語です。
そのため、マクドナルドを生み出したディックとマック、そしてマクドナルドを一大フランチャイズに育てたレイ・クロックとその側近であるジョアンとハリーを覚えておけば全体像をつかむことができます。
- レイが兄弟と出会いフランチャイズ開始
- レイがマクドナルドを急拡大していく
- 厳しい契約内容でレイと兄弟が対立
- 270万ドルの和解金で兄弟を追放する
原題の「The Founder」は創業者という意味ですが、これは少々意味深な表現です。
ハンバーガーショップである「マクドナルド」を創業したのはマクドナルド兄弟ですが、レイ・クロックはフランチャイズを広める会社を創業し、後にマクドナルドのすべての商権を手に入れることになるわけです。
全くの他人だったレイ・クロックが兄弟と出会い、ついにはすべてを手に入れるまでの鮮やかなストーリーはビジネスパーソンなら一度は観ておきたい傑作です。
【30秒でわかる】「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1【マクドナルドとの出会い】
- レイはミキサーを売るセールス
- ドライブインで注文するも不満
- 注文と違う、待たされる
- ミキサーを6台注文した店がある
- レイがマクドナルドを訪問
- お客は大行列、注文が数十秒で出てくる
- フォークやナイフもなく席もない
- マックに店内を見学させてもらう
2【フランチャイズ化】
- 完璧にシステム化された製造工程
- 人を絞りメニューを絞り待ち時間をなくした
- テニスコートにキッチンの図面
- スタッフを6時間訓練して完成させる
- レイが兄弟にフランチャイズ化を提案
- 品質管理の問題で遠隔は反対する兄弟
- レイが夢を語って兄弟を説き伏せる
- 懸念は契約書を厳格にすることで回避
3【成功の裏で】
- レイがフランチャイズが急拡大していく
- 富裕層オーナーが店のシステムを守らない運営
- 誠実に仕事をする夫婦をオーナーにして成功
- レイがマクドナルド兄弟を軽視し始める
- レイの会社が資金不足に陥る
- マクドナルドと取り分の交渉
- ディックが拒否し交渉は難航
- ジョアンが粉シェイクを提案
- 冷凍庫の電気代が節約できる
- ディックに相談するも断られる
4【運命の出会いと逆襲】
- 銀行の融資が厳しいときにハリーと出会う
- マクドナルドは不動産業
- 土地を加盟店に貸して店を掌握
- 投資家を回ってガンガン拡大していく
- マクドナルド兄弟との溝が深まる
- 粉シェイクを勝手に全店導入
- シェイクの件で兄弟との溝が決定的に
- 社名をマクドナルドコーポレーションに変更
- 兄弟が訴訟を起こしても金で勝ち目がない
- 270万ドルの支払いで商権を手放す
- 兄弟の本店がマクドナルドの看板を降ろす
5【成功の秘訣】
- 成功した秘訣は執念だ
- 「執念に勝るものはない
才能があっても成功できない奴がゴロゴロいる
学歴も賢さを伴うとは限らない
執念と覚悟があれば無敵だ」
本作を観る角度によっては、創業者の兄弟からマクドナルドを乗っとった金の亡者に見えるかと思いますが、一方では成功するビジネスマンとはこうあるべきという理想的な姿にも見えます。
あなたの目にはどう映るのでしょうか。
【口コミ】「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の感想を分析!
ネット上には「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
Netflix「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」妻がシャンパン🍾で酔ってすぐに寝てしまったので、最初の方だけ一緒に観ていたが最後には一人で観た。映画としては素晴らしかった。それは間違いない。ただ、この映画を観て、マクドナルドには二度と行くまいと思った。 https://t.co/mwdWwMp1QS pic.twitter.com/WWLUlImRj8
— 💫T.Katsumi🎸 (@tkatsumi06j) December 31, 2019
ファウンダー見た。何か事業を成功させるには執念が全て。汚くて泥臭いやり方でも何でも、成功は成功。https://t.co/tNvGiZkjYd
— abc_pharmacology (@AbcPharmacology) January 1, 2020
マクドナルドの創業を描いた「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を見たが、ユダヤ人が会社を乗っ取る内容だった。怖すぎる。俺も似たような経験があるけど、サイコ野郎は仕事が出来るけどあとあと迷惑かかるから絶対に事業に関わらせちゃだめだよ。
— コサカリョウジ a.k.a ピンカートン (@rkpinkerton) January 1, 2020
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』を視聴、マクドナルドが成功に至ったドキュメンタリー。
「天才であろうと成功するとは限らない、最後に勝つのは執念深い人間」てなセリフがある通りの話だった…
— kumitaiso (@kumitaiso1) December 31, 2019
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」鑑賞。本物の創業者、マクドナルド兄弟から事業を奪い取り、チェーン展開を行った「育ての親」レイ・クロックの伝記映画。ビジネスにとって良心を持たないのが正解かもしれないが永遠に強欲の飢餓感に苛まれそうで怖くなる映画だった。すげえ面白かったけど
— アドキンス兄さん (@adkinsniisan) December 27, 2019
「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観た人の感想はほぼ全員が酷評しているようでした。
これまで筆者が紹介してきた映画で、ここまで感想が荒れた映画はなかったかもしれません(笑)
ただ、酷評の中にも、「ビジネスで成功するならこれくらい必要なのかも」や「理屈ではわかるけど、感情が…」といった、一定の理解を示すような内容もあり、実際にビジネスの現場で繰り広げられる泥臭い戦いを正確に表現しているという見方もできます。
筆者の感想としては、レイ・クロックのやり方に強引さは感じるものの、マクドナルド兄弟が商権を持ったままだったらこんなにマックを食べる機会がなかったのは確かだと思いますw
【名シーンの紹介】誰もが知るマクドナルドの裏側!名シーンの数々
ここでは「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
なぜマクドナルドが世界一のファーストフードチェーンになれたのか?このシーンをざっくり観るだけでなんとなく理解できると思います!
【名シーン①】レイ・クロックとマクドナルドが出会うシーン
ミキサーを一気に6台注文したという珍しいレストラン、「マクドナルド」を訪れたレイ・クロックは衝撃の光景を目にします。
流行のドライブインなのに暴走族などおらず、客層はファミリー中心。
ハンバーガーが15セントと安く、注文した直後に出来上がるスピード。
ナイフもフォークも、なんなら食べる場所さえないという徹底して無駄を排除した全く新しいシステムにただただ目を丸くして驚くレイ・クロック。
これが現在のマクドナルドのすべての始まりといえる出会いです。
【名シーン②】マクドナルドシステムが完成するシーン!
テニスコートにチョークでキッチンの図面を引くマックとディック。
従業員をテニスコートに配置して実際の動きをチェックしていきます。
テストして、うまくいかないところを図面で修正し、またテストしての繰り返し。
全員が無駄なく動けるまで6時間もこれを繰り返して、ようやくキッチンのシステムが完成するのでした。
これを観た後、マックのキッチンを眺めると感慨深いものがありますよ!
【名シーン③】絶体絶命のピンチを救うハリーと出会うシーン!
フランチャイズは順調に拡大し、マクドナルドとしては成功しているものの、レイの会社は資金難に陥ってしまいます。
マイホームを抵当に借りたお金の返済も3ヶ月滞納し、銀行から追加の融資を受けるのも難しい状況でたまたま居合わせたコンサルタントのハリーと出会います。
ハリーは会社の帳簿をひととおり見ると、「マクドナルドは不動産ビジネスだ」と新しい事業をレイに提案します。
これまでレイはオーナーを集め、彼らに土地や建物を入手させた上で、ノウハウを提供するだけのビジネスモデルでしたが、ハリーは「土地と建物もレイが握る」提案をします。
これによって低い利益率に悩んでいたマクドナルドコーポレーションは一気に息を吹き返すこととなります。
【無料視聴】ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
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一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
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