「幸せのちから」(原題: The Pursuit of Happyness)は、2006年に公開された、アメリカの伝記映画です。
事業の失敗で人生のどん底を経験し、その後大成功を収めた実在の男性、クリス・ガードナーの半生を描いた作品で、全て事実に基づいたストーリーとなっています。
本作は、主人公クリスが事業に失敗してから這い上がるまでのどん底の人生を中心に描かれていますが、その生活レベルは思わず目を覆ってしまいたくなるほど悲惨です。
だからこそ、ラストシーンでクリスが報われたときの感動が大きく、あなたもきっと涙することになると思います。
主演は名優ウィル・スミスで、素晴らしい演技を見せてくれるのですが、本作ではさらに息子のジェイデン・スミスと親子共演しており、幼いながらも将来大物になりそうなオーラを見せてくれます。
そんな「幸せのちから」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「幸せのちから」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
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目次
【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介
まずは「幸せのちから」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
事前に押さえておきたい主要な登場人物たち
- クリス・ガードナー:起業に失敗し、税金や家賃を滞納するようなどん底の生活を送る。一発逆転を狙って証券会社の無給の研修に応募するも、そこには想像を絶する生活が待っていた
- クリストファー:クリスとリンダの間に生まれた子供。父クリスの心の支えとして、どん底の生活を共に送る
- リンダ:クリスの妻で、起業した夫を支えるために朝も夜もパートで働く。貧乏から抜け出せないストレスが爆発し、クリスのもとを離れてNYに行ってしまう
本作は、主にクリスと息子のクリストファーが苦難を耐え抜き、最後の最後でようやく報われるというストーリーです。
また、妻のリンダが家を出たあたりから、クリスとクリストファーの人生が急激に落ち込んでいきます。
そのため、基本的にはこの親子を把握しておけば全体を理解し、楽しむことができます。
【あらすじを紹介】「幸せのちから」のストーリーを解説
ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。
あなたが「幸せのちから」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1.【人生の転落】
- クリスは骨密度測定器のセールスで独立するも苦戦
- 性能は高いが高価すぎて医者からは不評な商品
- 証券マンに学が必要ないことを知りインターンに応募
- 家賃や税金を滞納し妻のリンダは昼も夜も働きに出る
- インターンの担当者に気に入られ面接を受ける
- 家賃が払えず1週間後に家を追い出されることに
- 面接には通るも3ヶ月無給で採用されるのは20人中1人
- 貧しさに耐え兼ねたリンダはクリスと別れてNYにいく
- リンダの要望を断りクリストファーを手元に置くクリス
2.【どん底の生活】
- 父子二人でモーテルに引っ越して新しい生活を始める
- 測定器のセールスと子供の世話と研修を両立させる
- 研修での営業から徐々にセレブとの人脈を築くクリス
- 税金の強制執行で全財産を失いモーテルを追い出される
- 地下鉄のホテルや教会で日々の寝床を確保する日々
- 最終日、会社から採用を告げられて涙するクリス
- クリスはウィッター社に勤めた後ガードナー社を設立し成功させる
本作は、クリスとクリストファーの親子が最後の3分まで目を覆うほど悲惨な生活を送ります。
しかも他映画に比べてもかなりのレベルで、筆者は途中で何度か停止ボタンを押そうとしたほどです…
ただ、それを全て取り返してお釣りが帰ってくるほど素晴らしいラストシーンが待っており、最後まで観て良かったと思える名作となっています。
【口コミ】「幸せのちから」の感想を分析!
ネット上には「幸せのちから」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「幸せのちから」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
この間、久々に見た映画🎬
“幸せのちから”
ウィルスミスとジェイデンスミスの親子共演。
この惨めな姿に共感できてしまう自分がいる。でもとても心温まる映画。
素敵な人たちの仲間入りが出来て良かった。 pic.twitter.com/FyNaf4cZjG— chi7xx (@iam_chi7xx) September 9, 2020
ホームレスが世界TOP5証券会社の面接に合格する ≪幸せのちから≫ 【ファスト映画】 https://t.co/bYfFBqiD8a @YouTubeより
そういえば、この映画も何回も見ちゃうなぁ。— mur@mur@ (@sVGUGr0hOA60qGG) September 10, 2020
幸せのちから、ガチでめちゃくちゃ良い映画だな…
— こま (@Saturdaynight_Q) September 6, 2020
本作を観たユーザーはかなり高評価のコメントを投稿しています。
内容としては、筆者と同様にどん底の生活に対して何かを感じる方が多いようで、最後の3分まで我慢して観れば大きな感動が待っている名作です。
【名シーン紹介】最後の最後に報われる!名シーンをピックアップ
本作では最後の3分まで、クリストクリストファーがどん底の生活を耐え抜いていくシーンの連続です。
観ている側がずっと辛い思いをしている反面、ラストシーンではその我慢が報われます!
ここでは、そんな「我慢が報われる名シーン」を抜き出して紹介します。
【名シーン①】インターンの面接でものすごい機転をきかせるシーン
インターンの面接の機会をなんとか勝ち取ったクリスですが、前日に駐車違反の罰則金滞納で翌日まで拘留されてしまいます。
しかも、警察が自宅を訪れた際、クリスは部屋のペンキを塗っており、作業服姿にペンキが体に付着している状態です。
この翌日は朝からインターンの面接があり、この姿ではまずいのですが間に合わないクリスはそのままの格好で面接会場に現れます。
面接では、予想通り面接官が険しい顔をし、「面接にシャツも着ないで現れた男を採用したらどう説明すればいい?」と聞かれ、クリスは「余程いいズボンだったと答えます」と素晴らしい回答をします。
これがなければ面接は通らなかったと思うと、素晴らしい機転でスッキリするシーンです。
【名シーン②】涙が止まらない!全ての苦労が報われるシーン
家を追い出され、全ての財産を奪われながらもなんとか3ヶ月の研修を終えたクリスが、ふと上司に呼び出されます。
入っていった先には研修前の面接と同じメンツが待っていました。
部屋に入ったクリスは「今日は最終日なのでいいシャツを着てきました」と前回の面接時から繋がる冗談を言うと、「明日もいいシャツを着てきなさい」と、今日で終わりではないことを告げます。
この言葉が採用通知だと理解したクリスはしばらく沈黙となり、だんだんとこれまで苦労を思い返し、それが報われた喜びを感じて涙目になっていきます。
このウィル・スミスの数秒間の無表情演技が本作でもっとも盛り上がる、クライマックスです。
【無料視聴】幸せのちから全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
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罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
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