「アウトロー」(原題:「Jack Reacher」)は、2012年に公開されたアメリカのサスペンス・アクション映画です。
本作のもとになっているのは、全米でベストセラーとなっている小説シリーズ、「ジャックリーチャー」シリーズ9作目「アウトロー」です。
そんな「アウトロー」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「アウトロー」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「アウトロー」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- リーチャー:元陸軍の捜査官
- バー:無差別狙撃事件の容疑者
- ヘレン:バーの担当弁護士
- エマーソン:刑事。実はゼックの仲間
- ゼック:一連の事件の黒幕
本作は、連続狙撃事件の容疑者として逮捕されたジェームズ・バーを中心に、事件の真相を調べようとするリーチャーとヘレン、それを邪魔しようとするエマーソンやジェックと、登場人物が大きく二つのに分かれます。
この他にも何人かのキャラクターが登場しますが、この5人だけ覚えておけば大枠をつかむことができます。
- バーの取調べでリーチャーが呼ばれる
- 調べるうちにバーが無実であることが判明
- ヘレンがエマーソンに誘拐される
- リーチャーがゼックを射殺しヘレンを救出
本作は、謎解きのサスペンス映画でもあり、また格闘やカーチェイスシーンがたっぷり詰まったアクション映画でもあります。
特に謎解きについては、連続狙撃犯として逮捕されたバーの調査を進めていくリーチャーがとても論理的で、彼の判断に思わず「なるほど」と唸ってしまうこと間違いありません。
【30秒でわかる】「アウトロー」のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「アウトロー」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1.【リーチャー現る!】
- 駐車場から向こう岸を無差別に狙撃
- 容疑者のジェームズ・バーを逮捕
- ジャック・リーチャーを呼べのメモ
- リーチャーが警察に姿を現す
- バーは護送中に襲われて意識不明
- イラクで衝動的な狙撃事件を起こした過去
2.【手がかりをつかめ】
- リーチャーとヘレンが共同で捜査
- バーの不審な行動が気になるリーチャー
- 酒場で雇われたチンピラに絡まれる
- リーチャーを尾行してた車の所有者を調べる
- 被害者の会社買収のトラブルが浮上
- 罠にはめられ警察に追われるリーチャー
3.【ヘレン救出】
- エマーソンとアレックスのどっちかが裏切り者
- リーチャーは射撃場で真犯人を突き止める
- 核心に近づいたヘレンをエマーソンが誘拐
- リーチャーがアジトに乗り込みヘレンを救出
- バーの意識が戻り罪が晴れる
連続狙撃事件が発生し、現場の証拠から元軍人のジェームズ・バーが逮捕されます。
取調べで自供を求められたバーは、メモ帳に「ジャック・リーチャーを呼べ」と無言で記すところから物語が始まります。
以前もイラクでバーが狙撃事件を起こした際にリーチャーが取調べたことから、リーチャーであれば自分の無実に気づいてくれるかもしれないというバーの狙いだったのです。
バーの期待通り、リーチャーは論理的に考え、矛盾点を探し出し、ついにはバーが無実であるという確証を得ます。
筆者は個人的に、リーチャーのこの理屈の通った仮説と推理が大好きです。
【口コミ】「アウトロー」の感想を分析!
ネット上には「アウトロー」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「アウトロー」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
『アウトロー』鑑賞。ピッツバーグで遠距離からの無差別殺人が起こる。容疑者の人物が拘束されたが自供はせずジャック・リーチャーという人物の面会を求める。無差別殺人に隠された真実を追求していくトム演じるジャックがカッコいい作品。恋愛要素がないので普通にアクション映画として鑑賞しました😆 pic.twitter.com/ZxZ1zT4EIQ
— 真野葵 (@aoi_mano) August 21, 2018
見よう見よう思ってずっと見ていなかった『アウトロー』鑑賞。
やばい、むちゃくちゃ面白くて映画館で見なかった事を後悔している…。無駄のないストーリーにトム演じるリーチャーの行き過ぎないアクション、殺人事件に隠された謎…お見事。
すごく面白かったので、続編も見てみようと思います。 pic.twitter.com/xZ6xldGNTa
— セラ (@SerraPw) January 8, 2019
「アウトロー」ジャック・リーチャーの一作目。
全然期待せず観たら面白かった✨
女キャラの位置付けは嫌だけど。
凶暴でクールげなのに人との距離が物理的に近いリーチャーさん格好いい。とてもいい人。
あと海兵おじいさん素敵。 pic.twitter.com/K54efJQXab— しろすけ🌱故障中 (@19OxO87) January 3, 2019
アウトロー面白かった!ハードボイルドでミステリー要素が強くて、私好みでしたね。リーチャーさんカッコいい!カーチェイスものちのみりんに比べると地味ですが、リアルな雰囲気。助手席にベンジーがいないか探しちゃいましたけどね…。 pic.twitter.com/lqJTXA3kYg
— 青沢さりた (@aosawasarita) December 20, 2018
ちょっと気になったジャックリーチャー観ようとしたら、前作があるようなのでそちらから視聴。
無敵無双ドンパチ系かと思ったらリーチャーが意外と頭脳派系で、物語もひねりあり楽しめた。これもトムクルーズはシリーズ化しようとしてるのかな。
次作も楽しみです。 pic.twitter.com/O8uGJ4NBsK— ないちゃん (@g89eNbjfqj8QUi0) July 3, 2018
「アウトロー」を観た人の感想で最も多かったのは「ストーリー」、次いで「キャスティング」という順番でした。
全体的に、本作に対しての期待値が低い人が多かったようで、実際に観てみたらサスペンスとしても、アクションとしても無駄がなく名作なのでは!という感想が多かった印象です。
特に、リーチャーが論理的に謎を解いていく流れや、わざとらしくなくリアルなアクション演技の高さの評価が高いようです。
【名シーンの紹介】ほどよくてリアル!名シーンの数々
ここでは「アウトロー」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
特に本作はヒーローアクション映画と違って、主人公がそこそこ強く、ほどよく敵からのダメージももらうため、逆にそれがリアルです。
【名シーン①】悪夢のような連続狙撃シーン
冒頭でバーを装った真犯人が、球場の駐車場から対岸の一般人を次々とライフルで撃っていきます。
ストーリーを追っていくと、ある特定の人物を狙った狙撃なわけですが、このシーンではビジネスマンやOLや子供連れなど、無差別に射殺していくシーンは本当にぞっとします。
もちろん、フィクションなのですが、最近のアメリカのニュースを見ていると、現実に起こりそうで怖いですよね…
【名シーン②】瞬殺!チンピラとのストリートファイト
バーが起こした事件の違和感を考えているリーチャーのところに一人の若い女性が寄ってきます。
やりとりが若干不自然なまま、リーチャーを外に連れ出そうとする女性。
リーチャーが適当にあしらおうとすると、突然怒りだし、同時にマッチョな男たちが不自然なほどちょうど良いタイミングで寄ってきます。
表に出て5対1の喧嘩が始まるわけですが、リーチャーがあっという間に3人を倒します。
筆者が個人的に好きなのは、リーチャーが強すぎないというところです。
実際に素人相手にパンチをもらってますし、このあたりのリアリティの高さがこの映画のお気に入りポイントです。
【名シーン③】逆にチンピラたちを追い詰めていくシーン
チンピラに襲われたリーチャーは、逆にチンピラたちのボスの家を突き止め、彼らを追い詰めていきます。
リーチャーがボスの自宅を捜索中、チンピラの仲間たちによって襲撃されます、狭い場所を生かして、返り討ちにしていくのがなんとも言えず爽快です!
そしてこのシーンでも、素人相手に不意打ちを食らって、一度はピンチになってしまうリアリティが筆者は大好きですw
【名シーン④】迫力のカーチェイス
エマーソンたちにはめられて、警察から追われるリーチャー。
カーアクション映画にありがちな派手なドライブテクニック、というよりも車の扱いに苦戦しながらもなんとか逃げているという格好の、これまたリアリティを感じさせるシーン。
それもそのはずで、このカーチェイスシーンは全てトム・クルーズが自演しているようなので、リアリティの高さにも納得できます。
最後の通行人に溶け込むシーンは、特に筆者のお気に入りです。
【名シーン⑤】なんだかんだ素手が最強!最後の戦い
ヘレンを助けに採石場に向かうリーチャー。
援護を受けているとはいえ、銃を持たずにナイフ1本(しかも途中で落とすというw)で3人の武装した的に立ち向かう姿は、なんというか男らしさを感じるわけです!
1人、2人倒し、真犯人も倒せるというところで、まさかの銃を捨てて殴り合います。
「銃で打てばいいのに…」となるところですが、ここにリーチャーらしさが出ていて、素手で戦って実力で黙らせてやるという意思が感じられてなんとも言えずかっこいいですよね。
【無料視聴】アウトロー全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
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一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
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