「LUCY/ルーシー」は、2014年に公開された、フランスのSFアクション映画です。
監督は奇才、リュック・ベッソンで「レオン」や「TAXI」を代表とした、数々の名作を世に出しています。
作品の内容としては、地球上の生物の中でも知恵のレベルが高いとされる人類でも、10%しか使えていない脳の機能を、トラブルに巻き込まれたことで100%までに引き出してしまうルーシーの物語です。
あくまでも、現代では実現しないのでSFではありますが、いつかこうなるかもしれないとドキドキさせられる作品になっています。
そんな「LUCY/ルーシー」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「LUCY/ルーシー」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします！
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「LUCY/ルーシー」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- ルーシー：麻薬によって脳が覚醒した女性
- ノーマン：脳科学の権威
- デル・リオ：フランス警察の刑事
- チャン：マフィアのボス
本作は、ごく普通の一般女性であるルーシーがマフィアの取引に巻き込まれたことで薬物を投与され、脳が異常に覚醒していく物語です。
登場人物としておさえておきたいのは、主人公のルーシーとルーシーの体に薬物を埋め込んだチャン、薬物の回収に協力してくれたデル・リオ、覚醒するルーシーが相談先として頼ったノーマンの4名です。
- 薬物取引のトラブルで脳が覚醒するルーシー
- デル・リオと全ての薬物を回収する
- 覚醒し続け制御不能になっていくルーシー
- ノーマンに全ての知識を渡して消滅する
本作は基本的にアクション映画なので、覚醒したルーシーが薬物を狙いにくるマフィアを倒すストーリーですが、ルーシーの覚醒が進んでいくにつれてややSF要素が強くなっていくため、やや哲学的な内容が多くなっていきます。
ただ、このあたりの「よくわからない世界観」はリュック・ベッソン監督作品であれば、納得というか、そういうものとして観れると思います（笑）
【30秒でわかる】「LUCY/ルーシー」のストーリーを大まかに紹介！
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「LUCY/ルーシー」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1.【ルーシーの覚醒】
- ルーシーがチャン当ての荷物を無理やり預かる
- 中身は薬物で腹の中に入れられる
- チャンは4人に麻薬を運ばせる計画
- 他マフィアに暴行されて腹の薬が溶け出す
- ルーシーの脳が20%まで覚醒
2.【マフィアの計画阻止】
- その場にいる全員を一瞬で射殺
- 病院で手術室乗っ取り袋を取り出す
- チャンから残りの薬物の行き先を聞き出す
- ノーマン教授に連絡をとり今後の相談
- フランス警察にリークし残りの3人を確保
- ルーシーもパリに向かいデル・リオと合流
- チャンの部下に襲撃されるも返り討ち
3.【人間の限界を突破】
- ノーマン教授が優秀なスタッフを集めた
- 全知識をダウンロードしてノーマン教授に託す
- 押収した薬物を自身にを取り込むルーシー
- 70%覚醒し自分自身をコンピューター化
- 100%覚醒しルーシーは消滅、USBが残る
本作はあくまでもSF作品であり、奇才リュック・ベッソン監督の作品であることを頭に入れてから観てください。
そうでないと、人間の脳の覚醒が進むにつれて体が宙に浮いたり、他人を浮かしたりと「物理的に不可能じゃないか？」と思われるようなシーンに不納得な気持ちが後まで残り続けてしまいます（笑）
それらのSF要素が強いシーンを除けば、脳が覚醒していく過程でどんどん強くなっていくルーシーが悪いマフィアを懲らしめていく王道のアクション満載なのでスカッとできると思います。
【口コミ】「LUCY/ルーシー」の感想を分析！
ネット上には「LUCY/ルーシー」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「LUCY/ルーシー」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
Lucy / ルーシー 観させて頂いた。極上に仕上がった名作リミットレスで、心地よく覚醒した昨日の今日での鑑賞は辛かった。突っ込みどころが満載だ。脳が活性化することでヨハンソンがアベンジャーズと化していく様は、抱腹絶倒。リュックベンソン！さすがにやり過ぎだぜい。 pic.twitter.com/5i3I2yRVE0
— のんびりシネマでも (@shito2ka) August 17, 2019
2019.08.18.
「LUCY/ルーシー」
スカーレットヨハンソンの独壇場。美しくて強くて、痺れる。明快すぎるストーリーがスピード感と爽快感を引き立てる。 pic.twitter.com/30KrDHay1O— 鈴木_映画 (@4iA2dZmftED2Gie) August 18, 2019
「LUCY／ルーシー」
リュック・ベッソン監督だし大外れは多分無いやろとか思いつつ観賞。序盤から中盤にかけてはアクションも演出もストーリーも意外や意外、興奮できましたが、あのオチはないよね笑
面白え！！どうなんねん？どうケリをつけんの？え？終わり？って感じ。 pic.twitter.com/eoHn7awNIK— 我こそはマジンガー (@mitsu3216z) August 24, 2019
Lucy
もし人間が脳の機能を100%使うことが出るようになると、どうなるのだろうか？
始めは不遇に合ってる女性のルーシーに思わず目を瞑ってしまいそう！
でも後半になると驚きや爽快、謎めく発言ばかりで
僕も出来る限り脳を使って見ることしました‼️
脳の機能を今より使えたらどうなると思いますか？ pic.twitter.com/ew6koUfPcf— おづ@映画 (@oducineman) August 22, 2019
「LUCY/ルーシー」を観た人の好みは大きく分かれるようです。
「つまらない」という感想を投稿している人のほとんどは、後半になるほど難解になるストーリー展開について分かりにくさを感じているようです。
一方で、高い評価を投稿している人は後半の展開を理解できていたり、リュック・ベッソンの世界観として楽しめているようです。
ただ両者に共通して、アクションやCGについては楽しめているようなので、やはり頭を空っぽにして観れば楽しめる映画です！
【名シーンの紹介】かっこいいアクションとCG！名シーンの数々
ここでは「LUCY/ルーシー」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
ストーリーは哲学的なところがるものの、アクションシーンはやはりリュック・ベッソン監督らしい爽快な仕上がりになっています。
【名シーン①】ルーシー覚醒！見違えるほど別人に！
チャンの組織に無理やり薬物を腹部に埋め込まれたルーシーが別のマフィアに拉致されたところで拷問され、その衝撃で薬物が漏れ出して脳が覚醒していきます。
覚醒後のルーシーはまるで別人になったかのように、殺し屋たちを次々と射殺していきます。
自身も一発撃たれたはずなのに、涼しい顔をして弾丸を指でつまみ出します。
恐ろしい光景ですよねw
【名シーン②】チャンを急襲！残りの薬物の行き先は？
覚醒したルーシーはチャンのもとへ。
ドア越しに警護の殺し屋たちを射殺し、あっさりとチャンがいる部屋に入り込みます。
チャンはタトゥーを掘りながら大音量で音楽を聞いているのでルーシーに気づきません。
彫師をどかせたルーシーはチャンの両手をナイフで串刺しにして、他3人の運び屋の行き先をチャンの記憶から直接読み取ります。
後半はちょっとSFぽいのですが、前半のアクションシーンは純粋にスカッとしますよ！
【名シーン③】ルーシーVSマフィア
警察が捕まえた残り3人の運び屋を横取りしたマフィアたちにルーシーが向かっていきます。
脳の覚醒が進んだルーシーは向かってくるマフィアたちの武器を天井に浮かせ、また立ち向かってくる本人たちも天井に浮かせていきます。
もう、何がなんだか理解できません（笑）
【名シーン④】ついに覚醒100%！ルーシーはどうなるのか！？
チャン率いるマフィアたちが薬物の奪取とルーシーへの報復に襲撃してくる中、ルーシーはノーマン教授立会いのもと、さらに薬物を取り込んで覚醒を進めます。
100%に近づくにつれてコンピューターを取り込み、もはや人間でなくなってきたルーシーは100%となり、とうとう人としての姿をなくします。
代わりに、全てのデータを取り込んだUSBをノーマン教授に残していくのでした。
これが何を意味しているのか筆者にはわかりませんでした…
【無料視聴】LUCY/ルーシー全編を高画質で見る方法
いかがでしたか？
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います！
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
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罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
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