「ソードフィッシュ」は、2001年に公開された、アメリカのクライムアクション映画です。
ジョン・トラボルタやヒュー・ジャックマンなど、20年近くたった今でも活躍している超豪華な俳優陣が登場する贅沢な作品です。
中身も超意外なラストに向かっていくストーリーだけではなく、当時としては珍しい360度撮影による迫力の爆破シーンなど見応え十分です。
そんな「ソードフィッシュ」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「ソードフィッシュ」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「ソードフィッシュ」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- スタンリー:すご腕の元ハッカー
- ガブリエル:謎の犯罪組織のリーダー
- ジンジャー:ガブリエルの片腕。潜入捜査官
- ロバーツ:FBI捜査官
本作は、刑務所から仮釈放中の天才ハッカーの力を利用して、政府から95億ドルを奪おうとする犯罪組織が警察の裏をかいて計画を遂行していくストーリーです。
登場人物としておさえておきたいのは、主人公のスタンリーと、犯罪組織のリーダーであるガブリエル、その補佐役であり潜入捜査官のジンジャー、スタンリーを逮捕した刑事でありガブリエルの組織を追いかけるロバーツの5名です。
- スタンリーを仲間に引き込むガブリエル
- 政府の95億ドルをハッキングで盗む計画
- 逃走で乗ったヘリをスタンリーが爆破し事件解決
- その後誰も予想していない結末が…
本作は天才ハッカーであるスタンリーがガブリエル率いる謎の組織ひ引き込まれ、麻薬取締局が隠し持った95億ドルという巨額の資金を盗み出そうとするストーリーです。
誰も信用していない冷徹なリーダー、ガブリエルが完璧な計画のもと見事95億ドルの奪取に成功するわけですが、娘を想い、良心を持ったスタンリーの行動によって最後は乗ったヘリごと爆発するわけですが、最後に必ず全員が騙されるラストが待っています。
ガブリエルは…生きていたんです。
【30秒でわかる】「ソードフィッシュ」のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「ソードフィッシュ」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1【引き込まれていくスタンリー】
- 空港でトーバルズが逮捕
- ジンジャーがスタンリーのもとへ
- ボスに会うだけで10万ドルくれる
- 娘ホリーの親権を争うために金が必要
- トーバルズが尋問中に暗殺される
- スタンリーが60秒で国防総省をハッキング
- ガブリエルに認められ仲間になる
2【用意周到な準備】
- 銀行から送金させるプログラムを作る
- ジンジャーはDEA(麻薬取締局)の捜査官
- 95億ドルはDEAのソードフィッシュ計画
- DEAが作ったダミー会社の収益が膨らんだ
- 支援者である上院議員が中止を要請
- ガブリエルが断ると始末するよう刺客を送る
- スタンリーがワイン貯蔵庫で遺体を発見
- ガブリエルに連れ出された先でカーチェイスに
- 全員射殺し上院議員と部下を報復で殺害
3【鮮やかな銀行襲撃】
- システムに直接侵入するため銀行に向かう
- ホリーが誘拐されスタンリーも渋々同行
- 不正プログラムで95億ドルを送金
- ホリーと現場を離れる途中で送金が止まる
- スタンリーが仕掛けた罠で解読不可能な暗号
- ガブリエルがジンジャーの首を吊るして脅迫
- スタンリーが送金完了するもジンジャー射殺
4【衝撃の脱出】
- ガブリエルの要求通り飛行機の準備完了
- 人質を乗せてバスで移動するが空港に向かわない
- 輸送ヘリがワイヤーでバスを宙吊りで運ぶ
- 人質を捨て別のヘリで逃走を図るガブリエル
- スタンリーがロケット砲でヘリを撃ち落とす
- DEAにジンジャーという捜査官はいない
- ガブリエルとジンジャーが生きてお金を全額引き出す
はじめにいうと、本作ではほぼ間違いなくラストで騙されます。
本記事ですでにネタバレしていますが、もしあなたが初めて本作を観てラストを予想できたとしたら、筆者は純粋に尊敬します(笑)
とにかくアクションが派手で、20年前の映画とは思えない仕上がりのため、そこに目を奪われてしまいますが、目に見えるものを信じないでください!
【口コミ】「ソードフィッシュ」の感想を分析!
ネット上には「ソードフィッシュ」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「ソードフィッシュ」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
『ソードフィッシュ』2001 世界一のハッカーが麻薬取締局の極秘作戦“ソードフィッシュ”による利益95億ドルをコンピュータ操作で奪おうという計画に利用される。謎の首謀者にジョン・トラボルタ。ハッカーのヒュージャックマンがカッコいい!ラストは驚きの結末✨面白い🙌👏 pic.twitter.com/AnD8gyJDoy
— chiyomi★映画&ドラマ垢 (@chiyomik1) March 4, 2019
⚔️SWORDFISH⚔️(2001)
『ソードフィッシュ』
冒頭から 映像・台詞 文句無し‼️
ジョンが演じる”ガブリエル” 夢の中に生きる男に不可能はない。スポーツ・カーでの登場シーンはため息しか出ないほどカッコいい✨✨✨#映画好きと繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい#洋画好きと繋がりたい pic.twitter.com/YTjXSPYjzR
— ☯️Koji☯️ (@soul_contact93) March 31, 2019
△80『ソードフィッシュ』(ドミニク・セナ監督/2001) ヒュー・ジャックマンが若い。カッコいい。ジョン・トラボルタは変わってない。怪しい組織のドン感が凄いな。十数年前だからハッカーの技術の描写とかちょっと古い感じ。OPのあの映像は素晴らしいね。なかなか面白かった。
— 岡部成司 (@ra_RATMAN) August 23, 2017
△80『ソードフィッシュ』(ドミニク・セナ監督/2001) ヒュー・ジャックマンが若い。カッコいい。ジョン・トラボルタは変わってない。怪しい組織のドン感が凄いな。十数年前だからハッカーの技術の描写とかちょっと古い感じ。OPのあの映像は素晴らしいね。なかなか面白かった。
— 岡部成司 (@ra_RATMAN) August 23, 2017
「ソードフィッシュ」(2001)漫然と観ていたので最後のほう、意味が混乱してわからなくなって映画が終了した。ネットで検索して「答え」らしいものはわかったが、いずれにせよカタルシスがまったくない駄目映画と結論づけた。ジョン・トラボルタはラジー賞主演男優賞にノミネートされている。
— เด็กมังกร (@kodomo_dragon) September 8, 2011
「ソードフィッシュ」を観た人はほぼ好意的な投稿をしているようです。
特に高評価だった項目は「キャスティング」と「アクション」です。
冒頭でも触れましたが、ジョン・トラボルタやヒュー・ジャックマン、ハル・ベリーなど、出演陣がとにかく豪華な映画です。
そして、アクションについては、ほぼ「冒頭の360°爆発シーン」に集中しています。
このシーン、カメラを600台使って撮影されたようで、ものすごく手間がかかってるんです。
一方で、不評な投稿内容はほぼ「ストーリー」に集中していて、ラストシーンがなぜそうなったのか?が意外すぎてうまく消化できなかったようです。
【名シーンの紹介】銃撃戦・カーチェイス多数!名シーンの数々
ここでは「ソードフィッシュ」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
公開から20年経ったとは思えない演出と、豪華俳優陣による名演技をお楽しみください!
【名シーン①】ソードフィッシュでもっとも有名な爆発シーン
冒頭で爆弾を巻きつけられた人質が、包囲していた警察部隊を巻き込んだ大爆発を起こしシーン。
こちらのシーン、ソードフィッシュのプロモーションで必ずといっていいほど使われる有名なシーンです。
筆者としては、アクションの派手さはもちろんなのですが、銀行から離れると爆発することを知っている人質と、それを知らずに人質を少しでも早く銀行から引き離そうとする警察という悲しい矛盾が胸に残りました。
【名シーン②】超ド派手!カーチェイスシーン
組織の支援者である上院議員がガブリエルに向けて放った刺客と派手なカーチェイスを繰り広げるシーン。
両手を広げて左右両方の運転手を撃ち抜くあたり、現実ではありえないのですが、こういうアクションが似合うのもトラボルタのかっこいいところですね。
筆者個人的には、刺客が迫っている中で、ガブリエルが車のトランクでガチャガチャとマシンガンを組み立て、ようやく完成したマシンガンを刺客に向けた時のドヤ顔が大好きです(笑)
【名シーン③】ジンジャーが人質に…そして射殺されるシーン
不正プログラムで銀行から95億ドルを引き出したガブリエルですが、ホリーとスタンリーを解放した直後に入金されたはずのお金が次々と0担っていきます。
すぐさまスタンリーは捕まりますが、これがスタンリーの仕組んだ罠だったことに気づくわけです。
ガブリエルの要求とは逆に人質を解放するよう脅してくるスタンリーに対し、自分の恋人であるはずのジンジャーの首を吊るし、スタンリーに送金させます。
渋々プログラムを直したスタンリーの目の前で、ジンジャーを撃ち殺すガブリエル。
本作でもっとも絶望を感じるシーンですが、実がこれがトリックだったのです…
【名シーン④】※ネタバレ注意※二人とも生きてる…ラストシーン
スタンリーによってモンテカルロに送金された95億ドル。
その金を受け取りにきた一人の女性、それがなんと殺されたはずのジンジャーだったのです。
そして、そのお金を持って合流した先にいたのが、ヘリで爆破され死亡確認までされたガブリエルだったのです。
つまり、ガブリエルがジンジャーを射殺したのも偽装でしたし、そもそもガブリエル自体、本人はもともと殺されていて、すり替わっていたということです。
スタンリーがワイン貯蔵庫で見た死体は、本物のガブリエルだったのです。
死亡確認でガブリエル本人と確認されたのは、貯蔵庫の死体をヘリに積んでいたからと思われ、スタンリーが目撃した現場から離れていくような人影がまさにガブリエルだったのです。
これ、絶対騙されますよね(笑)
【無料視聴】ソードフィッシュ全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
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2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの?」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
ソードフィッシュを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)
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