【あなたはこのラストを見抜けるか!?】アンノウンのストーリーと名シーンをネタバレ動画で完全解説！

「アンノウン」（原題:Unknown）は、2011年に公開された、アメリカのサスペンス映画です。

本作は、予備知識なしで観ると先の展開が読めずハラハラドキドキが止まらないサスペンスの名作です。

それもそのはず、原作であるフランスの小説「Out of My Head（原題:Hors de moi）」を映画化した作品であり、あなたを唸らせるストーリーであることが保証されたような作品なのです。

主演は、数々のサスペンス作品を見事に演じてきたリーアム・ニーソンで、映画の序盤から主人公の性格や置かれている状況がすんなり理解できるほどの高い演技力を発揮しています。

興奮を約束されたストーリーと、これ以上ないハマり役のキャストが組み合わさった本作は間違いのない作品で、あなたの空いた2時間を必ず満足させてくれる名作です。

そんな「アンノウン」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「アンノウン」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします！

▽リーアム・ニーソンが出演する代表作はこちら

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【時間がない人向け】作品の全容をざっくり紹介

まずは「アンノウン」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。

あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。

この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。

事前に押さえておきたい主要な登場人物たち

本作に登場する主要なキャストはこの7名ですが、後半の30分あたりから一気に状況が変わり、ほとんどの人物がここに書いた説明とは違う顔を見せてきます。

ラストシーンで全ての伏線が回収され、必ずスッキリできますので、主要人物の発言や動きを注意深く観察することをおすすめします。

【※ネタバレ注意※】「アンノウン」のストーリーを解説

ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。

あなたが「アンノウン」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。

マーティンはまさかの殺し屋だったという結末に驚いたのではないでしょうか。

博士から殺し屋へのギャップが大きいように感じますが、実は作品の中でも「ん？」と思わせるようなシーンがいくつもあったのです。

いつくか例を挙げます。

これらを観ていて少しでも違和感を持ったあなたは鋭いと思います！

最後まで観れば、大枠のストーリーや伏線回収のいくつかは理解できると思いますが、全ての疑問に対して一度で理解するのはなかなか難しいですよね。

そこで、本章ではあなたが持つであろう疑問に先回りして答えていきます。

奇抜なストーリーかと思いきや、さまざまな伏線が見事に回収されていますので、これを読んでスッキリしてください。

【伏線回収①】マーティンの正体は何？なぜ偽者が現れたのか？

マーティンの正体はセクション15という暗殺集団で、トップであるロドニーの右腕として働くすご腕の殺し屋です。

シャーダ王子とブレスラー教授が参加するパーティー会場に爆破するという仕事をするためにリズと夫婦を装って入国しています。

カバンを忘れたのは本当にトラブルだったようで、空港に戻ったことをリズは知りませんでした。

殺し屋である記憶をなくしたマーティンは自身の博士やリズとの夫婦などの設定を本来の記憶としてしまったためにリズやロドニーに助けを求めます。

一方のリズはマーティンと連絡がつかなくなったために、代役として用意していた偽者と交代させたのです。

マーティンがいく先々で殺し屋に遭遇したのも、リズが病院や空港の情報を仲間に共有したかと考えられます。

【伏線回収②】ロドニーは誰？なぜユルゲンは自殺したのか？

ロドニーの登場とユルゲンの自殺はかなり駆け足な印象を受けたのではないでしょうか。

マーティンからロドニーの話を聞いたユルゲンは、ロドニーの留守番電話にメッセージを残していたので、折り返しかかってきたことに違和感はありませんでした。

ロドニーとの電話を切ると、ユルゲンが「ロドニー・コール？」「ライプツィヒ？」と口ずさんで微笑み、直後にキッチンに向かいます。

東ドイツの秘密警察時代に耳にしていた暗殺集団の情報のなかにこれらのキーワードがあったことを思い出したユルゲンは、自分が情報を引き出すために拷問され殺されることを悟りました。

そこで、キッチンの奥に隠しておいた青酸カリを出してきて、ロドニーが飲み物を求めてくればそれに入れて毒殺し、飲み物を断れば自殺しようと覚悟を決めたのです。

実際にロドニーは飲み物を断ったために、ユルゲンは自殺します。

この行動は、「自白するくらいなら死を選ぶ」という秘密警察時代からのプライドを守ったと考えられ、その行動にロドニーも敬意を表しています。

【伏線回収③】セクション15の目的はなんだったのか？

ジャーダ王子の暗殺を疑っていたマーティンですが、リズの残した暗号から狙いがブレスラー教授が発見した新種のトウモロコシのデータであることに気づきました（暗号については後述します）。

ジャーダ王子は自国の原理主義者からたびたび暗殺されかけており、今回も爆発で死亡すれば彼らの仕業だと世間は思い込むため、カモフラージュに使っていただけです。

実際は、干ばつや病気に強い新種のトウモロコシの莫大な特許権を狙っていたのです。

これがセクション15自体の計画なのか、依頼人が存在しているのかまで描写がないため不明ですが、ユルゲンが「金のためならどんな依頼もこなす」と説明しているため、依頼人がいるのではないかと筆者は考えています。

【伏線回収④】リズが残した暗号はなんだったのか？

マーティンが父から贈られて大切にしてきたと思い込んでいる本は、実際は計画実行時の暗号を読み解くためのもので、リズも同じものを持っています。

羅列された数字を、ページ、段落、単語で追いかけて、指定された単語を繋げるという暗号ですが、そのとおり調べていくと「カロコルタス・アルブス」「ウンベルラリア・カリフォルニカ」という2つの言葉が出来上がります。

この言葉はそれぞれ、「アルプス産のユリ」と「カリフォルニア湾の月桂樹」をさす言葉ですが、マーティンはその意味がわかりません。

ホテルの監視カメラで客が避難している時にブレスラー教授が双子の娘を逃しているときに、ようやく暗号の意味を理解します。

カロコルタス・アルブスはユリを表す言葉ですが、ユリは別名でリリーと呼ばれています。

そしてウンベルラリア・カリフォルニカは月桂樹ですが、こちらも別名はローレルです。

リリーとローレンはブレスラー教授の娘の名前であり、このことから暗号はブレスラー教授が使用するパスワードだと気づき、セクション15の本当の狙いにも気づいたということです。

【口コミ】「アンノウン」の感想を分析！

ネット上には「アンノウン」について様々な投稿があります。

ここでは、Twitterに投稿された「アンノウン」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。

アンノウンって映画を観てた🎬
途中までえ？なんで？と思いながら観てたけど最後の方で納得🙃
まぁまぁおもろかったです

— きゃびん (@cla_cabin) July 29, 2021

アンノウン (2011)
NETFLIXでオススメに出てきたから暇つぶしで観たんだけど、今年観た映画の中では一番クオリティ高かった。

どんでん返しがある映画は長く感じないから観てて楽しい！
10年前の作品なのに映像としてのクオリティも高い！

ちょっとしばらく古い作品で漁ってみようかな〜。 pic.twitter.com/WYj71yqc8G

— Naop🐈 (@Naoppppppppppp) July 31, 2021

「アンノウン」見た。
リーアム・ニーソン主演はやっぱこうじゃなきゃって感じの映画。

— Rorschach@結局シャドバとMHXX (@Aaa9324) July 28, 2021

ニーアムリーソン主演のアンノウン、面白かった。二転三転するラスト！ニーアム映画にハズレなし！ pic.twitter.com/rtRQ0yLiFf

— Ｋ・だるお@ホラー愛好家その他色々 (@gigudaruo) July 24, 2021

本作を観たユーザーのほとんどが好意的に評価しています。

中身を見ると、「意外な結末への驚き」と「リーアム・ニーソンへの賞賛」の二つに投稿の内容が集中しているようです。

結末への驚きについては、序盤の伏線から予測することが難しかったため、ラストシーンでいい意味で裏切られたというものが多いようです。

リーアム・ニーソンについては、彼が出演するサスペンス映画にハズレがないというものが多く、ファンを唸らせている印象です。

【名シーン紹介】アンノウンの見どころになる名シーンを一部紹介

ここでは、作品全体の中でも特にあなたに観てほしい重要な名シーンを抜粋して紹介します。

あなたが忙しい場合、ここで抜粋したシーンを観て本作を少しでも味わってもらいたいところですが、正直なところ、全体を観ないと伝わらないことが多いと思います。

そのため、少しでも面白そうと感じてくれるのであれば、改めて本作の全てを観ることをおすすめします！

【名シーン①】すべての始まりとなった交通事故のシーン

カバンを空港に忘れて急いで取りに向かうマーティンが交通事故にあってしまいます。

ここで記憶を無くすのがすべての始まりなのと、あなたが最初にドキドキを味わうシーンであるためピックアップします。

ちなみに、タクシーに乗り込んだ直後にマーティンがリズに連絡しようと携帯を取り出すと、「No Service」と表示されます。

これは、電波がないことを意味しているのですが、本当に電波がないのか、もしくは電波妨害にあっているのか…これについては最後まで触れられていないため確かめられませんが、何かの伏線なのかもしれません。

【名シーン②】本当に博士なのかと疑いたくなる見事なカーチェイスシーン

襲われたジーナの部屋から脱出する二人を殺し屋のジョーンズが追いかけます。

ピカピカで最新のフォルクスワーゲンSUVと古くてボロボロのメルセデスではパワーの差が違いすぎるのですが、驚くことにマーティンの運転技術でギリギリ逃げることができます。

この運転技術、博士じゃないでしょ…という違和感を持つと思いますが、これはラストシーンに向けてのわかりやすい伏線です。

他にもどんな伏線があるか観直すのも本作の楽しみ方の一つです！

【無料視聴】アンノウン全編を高画質で見る方法

いかがでしたか？

実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います！

そうですよね。

映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。

そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。

あなたがTVやスマホで映画やドラマを観るなら、動画サービスは「見放題の作品数がどれだけあるのか？」で選んでください。

2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。

一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。

罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。

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（動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。）

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