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【絶対に泣ける真実の愛】マリアンヌのストーリーと名シーンをネタバレ動画で完全解説!

マリアンヌを無料動画でネタバレ紹介する記事

「マリアンヌ」(原題:Allied)は、2016年に公開された、アメリカのスリラー映画です。

第二次世界大戦中に恋に落ち、愛したあった夫婦が戦争に翻弄され真実の愛を試される衝撃作です。

原題の「Allied」には、「連合国の」という意味と「同類の」という2つの意味があり、第二次世界大戦中の連合国軍側の視点でのストーリーであることと、特殊工作員同士の愛を描いているという意味が込められています。

主演のブラッド・ピットはどの時代のどんな役でも完璧に演じてしまうのですが、特に筆者は戦争を舞台にした映画での演技力を高く評価しています。

そんな「マリアンヌ」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「マリアンヌ」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!

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【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介

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まずは「マリアンヌ」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。

あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。

この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。

事前に押さえておきたい主要な登場人物たち

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主な登場人物
  • マックス・ヴァダン:ケベック出身のイギリス軍人。任務遂行のために感情を捨てるプロだが愛が深く衝動的な一面も。
  • マリアンヌ・ボーセジュール:フランス人のレジスタンス活動家。たとえ任務であっても自分の感情に嘘をつかない主義。
  • フランク・ヘスロップ:マックスの上官。いつも不機嫌な表情で規律に厳しい反面、実は部下を大事にしルールを破ることも。

本作を理解するにあたり、主要な登場人物であるこの3名の性格や価値観は非常に大きな意味を持っています。

マックスは、初めてマリアンヌと会ったモロッコでは、任務遂行までマリアンヌの裸を見ようと誘惑されようと一切揺らぎませんが、愛する妻の嫌疑に対してはルールも犯すし躊躇なく人を殺すという二面性があります。

一方、マリアンヌは任務であっても自分の感情に嘘をつかないというマックスと正反対の価値観であり、マックスへの想いをストレートに表現しています。

また、この性格が本作のクライマックスにも大きく影響しています。

最後にフランクですが、彼の性格が二人の運命に大きく影響しているため、押さえておいてほしい人物です。

このように登場人物それぞれの性格や価値観が物語に影響力を持っていることも本作の魅力です。

前提として押さえておきたい知識や専門用語

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時代背景

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本作の時代背景は、1939年から始まった第二次世界大戦です。

ヨーロッパでは特にイギリス&フランスVSドイツという対立構造でした。

本作ではイギリス軍のマックス、フランスのレジスタンスを装ったドイツ軍スパイのマリアンヌという、国と国との対立を反映しています。

レジスタンス

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本作を観たあなたは、「なんでマックスはイギリス軍なのに、マリアンヌはレジスタンスなの?」と疑問をもつかもしれません。

1940年から44年まで、フランスはドイツに占領されており、正式なフランス軍というのは存在していませんでした。

国外にいた政治家や軍人らが共産党主導で軍事活動を行っていたため、レジスタンス(抵抗軍)と呼ばれていました。

マリアンヌが軍人なのか民間人なのかは定かではありませんが、連合国軍と連携をとっていたことが間違いないため、マックスとマリアンヌの共同作戦が実行されたと考えられます。

ディエップの戦い

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マックスがマリアンヌの真偽を調査しているシーンで、たびたび出てくる「ディエップ」ははフランス北部の都市で、ドイツ軍に侵攻されていました。

連合国であるイギリス軍が、ディエップ奪還のために奇襲をかけるために現地に部隊を送っており、マックスが関わっていた飛行部隊をディエップへの支援物資を届ける任務をおっていたと考えられれます。

ちなみにディエップの戦いでは、イギリスの将校がパーティーの席で作戦をしゃべってしまい、ドイツ軍に漏れて敗退してしまうという結果に終わりました。

Vセクション

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マリアンヌに嫌疑がかけられるシーンで出てくる、Vセクションは、イギリス秘密情報部(SIS)に所属する機関で、主に海外拠点からの秘密情報を収集していたと考えられます。

秘密情報部とは、別名でMI6とも呼ばれており、映画007でジェームス・ボンドが所属するあの組織です。

情報収集を仕事にしている組織なので、外国人であるマリアンヌの入国審査を行っていたり、後にスパイらしいという嫌疑をかけてきたのもうなずけますね。

【60秒でわかる】「マリアンヌ」のストーリーを大まかにネタバレ紹介!

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ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーとわかりづらかった点を紹介していきます。

あなたが「マリアンヌ」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。

ストーリーの大まかな流れ

1【二人の出会い】

  1. マックスパラシュートでがモロッコの街に潜入する
  2. 仲間の手引きで身分証明証と着替えと武器を入手
  3. ドイツ軍が出入りするダンスホールで妻役と待ち合せ
  4. マックスとマリアンヌはドイツ大使暗殺のスパイ
  5. 近所のドイツ人マダムに怪しまれないよう夫婦を演じる
  6. 作戦の準備を進めるうちに惹かれあっていく二人
  7. 生存確率の低い任務に臨む朝、車の中で結ばれる

 

2【幸せな暮らし】

  1. 計画通りに大使を射殺し脱出中の車の中でプロポーズ
  2. 3週間後上官からマリアンヌの入国審査が通ったと聞く
  3. 二人は結婚式をあげ空襲中に女の子”アナ”を出産する
  4. 1年後パーティーのためにアナを乳母に預けてキノコ狩り

 

3【突然の嫌疑】

  1. マックスがVセクションから呼び出し受け地下室へ
  2. マリアンヌにドイツ軍のスパイの疑いがもたれている
  3. 本物はすでに死亡しておりマリアンヌはなりすまし?
  4. Vセクションの作戦で偽情報でマリアンヌを監視
  5. 72時間以内にドイツに送信されているようなら黒
  6. 万が一スパイであればマックスが殺さなければいけない

 

4【命令違反】

  1. マックスが命令に背いて独自にマリアンヌの調査
  2. マリアンヌに話しかける不審な男は宝石商のロンバート
  3. レジスタンスの仲間からピアノが得意だったという情報
  4. マリアンヌをパブに連れて行きピアノを弾けと迫るマックス
  5. 自分が偽物で娘のアナを殺すと脅されて仕方なくやったと告白
  6. 乳母と宝石商ロンバートはドイツ軍スパイだったので射殺

 

5【真実の愛】

  1. マックスが逃走のために飛行機のエンジンをかけようとする
  2. 上官のフランクが止めに入ってマリアンヌの射殺を命令
  3. マックスは拒否するも会話を聞いていたマリアンヌが拳銃で自殺
  4. 前日にマリアンヌがアナへの謝罪とマックスへの感謝の手紙
  5. その後マックスとアナはメディシンハットの牧場で平和に暮らした

マックスがマリアンヌの疑惑をはらすためにとった行動まとめ

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Vセクションからマリアンヌのスパイ容疑を伝えられてから、急に出てくる登場人物や地名が増えるので少々混乱すると思いますので、ここで整理しておきます。

凄腕のマックスが、愛するマリアンヌのために必死になってとった行動に涙が止まりません。

マリアンヌの正体を調査した流れ
  1. マリアンヌと行動を共にしていたガイ大佐に写真を見てもらう
  2. ガイ大佐は目が見えないので同じ同僚のドラマールを探す
  3. 若いパイロットにディエップのドラマール宛の伝言を託す
  4. 若いパイロットは伝言のやりとりに手間取って戦死する
  5. マックスが自ら飛行機でディエップのドラマールのもとへ
  6. ドラマールは泥酔してドイツ軍の留置場にいるとの情報
  7. 留置場を襲い、マリアンヌがピアノを弾いていた情報を入手
  8. 留置場に立ち寄ったドイツ軍を手榴弾で全員始末する
  9. 翌日にパブでマリアンヌにピアノを弾けと要求する
マリアンヌの正体が判明した後の流れ
  1. マリアンヌから脅されて仕方なくやったと告白される
  2. 乳母のもとへ行き正体を確認してから射殺する
  3. 宝石商のロンバートの出勤を待って同じく射殺する
  4. 飛行場でフランクに脅されていたこととドイツ軍のスパイを射殺したと主張

マリアンヌは本当に二重スパイだったのか?

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本作を見終わると、若干複雑な気持ちになると思います。

結局のところ、マリアンヌはマックスをどう思っていたのか、善人だったのか悪人だったのか、作中のマリアンヌの言動からクリアにしていきます。

結論からいうと、マリアンヌの正体が何者なのかは作中で結論が出ていません。

理由はこの2つです。

  • Vセクションがマリアンヌを疑った根拠が100%のものではない
  • マリアンヌが認めたのは「スパイ行為」であって「スパイであること」ではない

まず、Vセクションがマックスに説明した、マリアンヌがスパイである根拠はこの3点です。

  • 本物のマリアンヌはすでに処刑されていて存在しない
  • 暗殺したドイツ将校はドイツ軍から処分される予定だった
  • 何者かがイギリス軍の機密情報をドイツに漏らしている

どれもマリアンヌを疑う材料ではありますが、決定的な証拠ではないので、72時間泳がせる、という司令になったのです。

また、マリアンヌについては、マックスからパブで詰め寄られた際も手紙の中でも、「情報を漏らした」ことについては認めていますが、自身がスパイとしてマックスと結婚したことについては否定しています。

これらのことから、筆者としてはマリアンヌが善人であると信じたいところですが、作品としてはわざと曖昧にし、観ているあなたに結論を委ねているのかもしれません。

【口コミ】「マリアンヌ」の感想を分析!

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ネット上には「マリアンヌ」について様々な投稿があります。

ここでは、Twitterに投稿された「マリアンヌ」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。

本作を観たユーザーはほぼ好意的な投稿をしています。

特にロミオとジュリエットのような、結ばれて欲しいのに時代や環境のせいでハッピーエンドにならないもどかしさが観ている人の胸を刺すようです。

ちなみに筆者も全く同じ感想を抱きました。

【名シーン紹介】胸が締め付けられる…名シーンの数々

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一つ一つのシーンを切り取ってみると、様々な憶測や疑念をもつかもしれませんが、全てを観終わってみると、それぞれのシーンにはマックスとマリアンヌの深い愛情があり、涙なしには観れません。

ここでは断片的なシーンを紹介しますが、少しでも興味があればぜひ全編を通して観てほしい名作です。

【名シーン①】モロッコでドイツ大使を暗殺するシーン

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マックスとマリアンヌが協力して初めての任務であるドイツ大使暗殺を実行するシーン。

成功確率が低いことが予めわかっているので、尚更緊張感が高まっていきます。

マシンガンの弾倉を2つ、テープでとめてすぐに装填できるようにしているあたり、細かい小道具や演出もリアリティが高く、見応えのあるシーンです。

【名シーン②】マックスがマリアンヌを問い詰めるシーン

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マリアンヌがピアノが得意だというエピソードに違和感を持ったマックスが、パブでマリアンヌを問いつめるシーン。

ピアノが弾けず、自身が偽物であることを認め、ひたすら「I’m sorry」と謝り続けるマリアンヌ。

このシーンを観たときは、命乞いの謝罪なのかと思っていた筆者ですが、最後まで通して観ると、これがマックスを裏切っていたことへの謝罪だったことがわかります。

一つ一つに悲しい愛情を感じるシーンです。

【名シーン③】マリアンヌが自ら命を断つシーン

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飛行機でマリアンヌとアナを逃がそうとするマックスをフランクが車ごとプロペラにぶつけて止めます。

反逆罪として責められるマックスが、すでにドイツ軍のスパイ(乳母と宝石商)を殺したから責任を果たしたと主張するも苦しい立場に立たされます。

そのやりとりを車の中から見ていたマリアンヌが、車のダッシュボードの拳銃を手に外に飛び出すと、自分の顎から頭に向けて撃ち抜きます。

この瞬間、言葉を失ってただただ呆然とするマックスと同じくらい、観ているこちらも唖然としてしまうラストシーンでした。

【無料視聴】マリアンヌ全編を高画質で見る方法

動画を無料で視聴できる方法を紹介

いかがでしたか?

実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!

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