「アイアンマン3」は、2013年に公開されたアメリカの映画です。
アメコミの「アイアンマン」の実写化第三弾で、マーベルヒーローを横断させた「アベンジャーズ」のストーリーとも交差している作品です。
製作スピードは相変わらず早く、前作「アイアンマン2」の公開からわずか3年での続編公開となりました。
作品のラストシーンからも、本作公開から5年以上経過した現在でも続編の話がないことから、シリーズの完結作品であることがわかります。
そんな「アイアンマン3」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「アイアンマン3」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
なお、前作「アイアンマン2」のストーリーや見どころを知りたい場合はこちらをどうぞ
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「アイアンマン3」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです!
もしあなたが記事を読む時間もない場合は、こちらの予告動画だけでも観ていただくことをオススメします。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- トニー:天才発明家。アイアンマン
- ポッツ:スターク社の社長。トニーの恋人
- ローズ:空軍大佐。トニーの親友
- キリアン:A.I.M社長。マンダリンの黒幕
- ハンセン:エクストリミスを作った科学者
本作は、アイアンマンであるトニーが、恋人や友人と時に衝突し、時に助けられながら最後はヒーローとして悪者を倒すというストーリーです。
恋人や友人、悪役の主要な登場人物はこの5人を覚えておけば問題ありません。
- エクストリミスを発明したハンセン
- マンドリンが各地でテロ行為
- ハッピーがテロ行為に巻き込まれる
- 宣戦布告したトニーの自宅が襲撃
- トニーが真相を突き止める
- トニー・ローズがキリアンと対決
- ポッツがキリアンを撃退
物語は1999年、まだアイアンマンになる前の遊び人だったトニーが、一人の科学者をむげに扱ったことによって悪魔を創ってしまったことから始まります。
一方でトニーは、直前のアベンジャーズでの戦闘で死にかけたことがパニック症を引き起こしており、スーツに対しての執着を強めていました。
そんな不安定な状態のトニーに、アメリカを恐怖に落とすテロリスト”マンダリン”が襲いかかります。
シリーズでもっとも派手でかっこいいメカアクションをぜひ楽しんでください!
【90秒でわかる】「アイアンマン3」のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を90秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたがアイアンマン3を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
ストーリーは全体を通して、2012年に公開された「アベンジャーズ」を前提として作られています。
「ロキ」との死闘を演じ、精神的に病んでしまっているトニーはスーツがなければ自分を保てない状態になり、ますますスーツ開発に没頭します。
また、どこへ行くにもスーツを持ち歩いたり、自分が入っていない状態のスーツを遠隔で動かして人と会話するような場面もあり、かなり不安を感じさせられます。
そんな中、マンダリンという圧倒的な火力を持った敵が現れ、歯が立たずに敗れてしまいます。
精神的にも不安定、頼れるポッツやスーツがない状態から、自分を取り戻していきながらマンダリンの黒幕、キリアンとの最終決戦に挑みます。
前作もそうでしたが、派手なアクションの裏に、苦しみながらも克服していくトニーの姿に筆者は感動しました!
【口コミ】「アイアンマン3」の感想を分析!
ネット上には「アイアンマン3」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「アイアンマン3」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
https://twitter.com/narumin_ST/status/1117832407971840001
Iron Man 3 (2013)#IronMan3 #アイアンマン3
恐らくアイアンマンシリーズ最後の映画。アベンジャーズ以来スーツ依存症となっていたスタークが数々の苦難を乗り越えて徐々に回復していく。IronManのIronとは、鋼鉄のスーツのことではなくトニースターク自身の鉄心を指しているんだとかいないんだとか。 pic.twitter.com/UMecw3ZsAp— キネマM坂 (@Msaka_cinema) April 19, 2019
改めて見直してて「アイアンマン3」にインセン医師が映ってて感心したよ。
些細な事だけど、最初のアイアンマンでトニー・スタークが瀕死の重体を負ったときに命を救ってくれたインセン医師です。
そう言えば「1999年のベルン会議で、、、」って言ってましたよね。 pic.twitter.com/nqPQemSdX8— 映画愛好家@宮川 (@miyakawa2449) April 18, 2019
https://twitter.com/a_Dolls_house_/status/1117060453153136640
アイアンマン3はアイアンマンスーツをあまり着ないところが素晴らしい。
トニースタークのアイデンティティはアイアンマンであることではなく、モノをつくれる人であること。
スーツはなくとも、ドライバー1本あればアイアンマン。
ラストのI am Ironmanが1作目と違う意味で対になっていて最高。 pic.twitter.com/2LwcKpx5Hs— JJビンクス (@meiyotapapa) April 11, 2019
シリーズを通して観ているファンが多いからか、これまでの作品を踏まえた上での感想が多いようです。
中でも、これまでの戦闘で疲弊したトニーが友人や恋人のために立ち上がるシーンに感動をおぼえた人は多くいたようです。
また、筆者も気づいて思わず泣きそうになりましたが、冒頭のベルンの会議で「アイアンマン」でトニーとパワード・スーツを一緒に作ったインセンが出てるではありませんか!
彼がいなければ今のトニーもアイアンマンもいないことを考えると、感慨深いですよね。
【名シーンの紹介】迫力の戦闘シーン&至高のメカ感
ここでは「アイアンマン3」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
ストーリーのドラマ性ももちろんですが、やはり「アイアンマン3」といえばメカ!そして戦闘シーンですね!
ぜひ堪能してください。
【名シーン①】飛んできて装着!マーク42のテスト
本作のキーとなる、マーク42(42作目)の装着テストです。
この時点ではまだうまくいかないことも多いのですが、マーク42はこの後のストーリーの各所で大活躍します。
マンダリンの部下からポッツを守ったのも、囚われたトニーが脱出できたのもマーク42の遠隔機能があってこそ!
少しお茶目なスーツでもありますので、このシーン以外も注目してください。
【名シーン②】半分アイアンマン、半分トニー
囚われたトニーが部分的にマーク42を装着して敵と戦うシーン。
スーツ依存症だったトニーが、ジャーヴィスとしばらく離れ、自作の武器でマンダリンの拠点に殴り込みをかけるまでに成長し、再びスーツを装着した姿はどこか自信のようなものを感じさせます!
アクションシーンとしてはいまいちですが、スーツを装着していくメカ感がたまらない名シーンです。
【名シーン③】奇跡!飛行機から落ちる13人を救出
キリアンが大統領を誘拐した際に、飛行機を壊したために乗組員が次々と飛行機の外に放り出されていきます。
その数13人。
ジャーヴィスの計算ではスーツが運べる人間は4人が限界。
そこでトニーは乗組員を互いに手をつながせて、いっぺんに着水させる方法を選びます。
水面まで残りわずかのところで最後の一人を拾い上げ、全員を救出に成功した直後、スーツはトラックに衝突されてバラバラに…
なんとトニーは一連の救出劇をマーク42の遠隔機能を使って行っていたというオチ付きです!
【名シーン④】歴代アイアンマン・スーツ全員集合
大統領を救出すべく、トニーとローズが生身で潜入します。
あっさり敵に発見された二人ですが、トニーが呼んだ応援というのが、トニーがこれまで開発してきたアイアンマン・スーツが自動操縦で集結するんです!
これはもうど迫力です。
そして、トニーは次々とスーツを着替えてキリアンと戦っていくスピード感が最高のシーンです!
【名シーン⑤】まさかのポッツが決着!
マーク42をキリアンに着せて、自爆させるという必殺技を繰り出したトニーですが、キリアンを仕留め切ることができませんでした。
そこに現れたのはエクストリミスに適応したポッツ。
鉄パイプで思いっきりキリアンをぶっ叩きます。
そこへ、ポッツを敵と認識したアイアンマン・スーツが攻撃を仕掛けますが、あっさり返り討ちにし、スーツの腕をもぎ取ってキリアンにとどめを指します。
ポッツ、本当にかっこいいです。
【名シーン⑥】シリーズを締めくくるラストシーン
キリアンとの戦闘が終わった後、副大統領やマンダリンを演じていた役者が逮捕され、トニーがアーク・リアクターで防いでいた爆弾の破片を手術で取り除き、アーク・リアクターを海に捨てます。
「これでアイアンマンは終わりか…」と寂しい気持ちになるも、最後のナレーションで「I am Ironman」とトニーが言います。
1作目でも最後に同じセリフを言っていますが、今回のセリフは「スーツはなくても自分が世界や大切な人を守る」という決意に筆者は感じました。
【無料視聴】アイアンマン3全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
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