「バイオハザード」(原題「Resident Evil」)は、2002年に公開されたアメリカ・イギリスの合作映画です。
本作は、日本のゲーム会社「カプコン」の大ヒットゲーム「バイオハザード」が原案となっており、特に日本人には馴染みの深い映画となっています。
本作がデビュー作となり、その後「バイオハザードⅡアポカリプス」「バイオハザードⅢ」「バイオハザードⅣアフターライフ」「バイオハザードⅤリトリビューション」「バイオハザード:ザ・ファイナル」全6作が公開された長寿シリーズ映画でもあります。
そんな「バイオハザード」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「バイオハザード」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「バイオハザード」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- アリス:特殊工作員。アンブレラ社の壊滅を狙う
- マット:自称”ラクーン市警の新人警官”
- スペンス:特殊工作員。金目当てでT-ウィルスを盗む
- 特殊部隊員:レイン、カプラン、JDと他4名
本作には、アンブレラ社の地下研究所「ハイブ」に特殊部隊が潜入するストーリーとなっているため、主人公のアリス、マットとスペンスに特殊部隊を加えた10名が登場します。
この中で特にストーリーに影響を及ぼす「アリス」「マット」「スペンス」をマークしておけば問題なく全体像を把握することができます。
- ハイブでバイオハザード発生
- 隊員の半数を失うもクィーンを無力化
- 大量のゾンビに次々と襲われる仲間
- 逃走の列車内でリッカーを撃退
アメリカの巨大企業、アンブレラ社の地下秘密研究施設「ハイブ」で500人を超える研究員が全員死亡したという報せを受けて特殊部隊が投入されます。
彼らの目的は超人工知能「レッド・クィーン」のシャットダウン。
ハイブの全てを制御できる人工知能が暴走したと考えていたアンブレラ社の予想は大きく外れ、クィーンの制御を失ったハイブには大量のゾンビが放たれてしまいます。
ハイブで何が起こったのか、地下深い研究所から無事に逃げ切ることはできるのか、ドキドキが止まらないホラーアクションです!
【90秒でわかる】「バイオハザード」のストーリーを大まかに紹介!
ここではストーリー全体を90秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「バイオハザード」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1【プロローグ】
- アンブレラ社は極秘に細菌兵器を開発
- 何者かがT-ウィルスを盗み研究所で使用
- クィーンの判断で研究員が閉じ込められる
2【ハイブへの侵入】
- アリス目覚めるも記憶喪失
- 家の中に特殊部隊が突入
- 屋敷にマットも連れてハイブに潜入
- ハイブに向かう列車の中に気絶したスペンス
- アリスと夫は偽装結婚で二人とも特殊工作員
3【ハイブの異変】
- 500人以上の研究員がハイブで働いてる
- ハイブは超人工知能のレッド・クィーンが支配
- 5時間前クィーンが研究員を全員死亡させた
- 特殊部隊はクィーンをシャットダウンしに来た
- 研究施設で実験生物を育ててる
4【終わりの始まり】
- レッド・クィーン室に電流装置を搬入
- 防御システムが作動し隊長以下4名が死亡
- アリスとカプランでクィーンをシャットダウン
- ハイブ内の様々なロックが解除される
- 隊員が次々とゾンビに襲われる
- 培養されてたリッカーも出てくる
5【蘇る記憶】
- アリスがゾンビ犬(ケルベロス)を撃破
- マットがアリスに正体を明かす
- 直後妹のリサがゾンビで現れアリスが倒す
- リサは違法ウィルスを盗もうとしてた
- クィーンを再起動して逃げる方法を聞く
- T-ウィルスの製造現場でスペンスが思い出す
6【リッカーとの対決】
- 仲間をおいて逃げてスペンスがリッカーに襲われる
- アリス達が列車に到着し脱出を図る
- 列車をリッカーが襲い残る隊員が捕食される
- アリスが舌を串刺しにして列車から落とす
- アリスとマットが屋敷に戻った直後マットに感染の症状
- 直後に防護服の男たちがマットを連れ去る
7【アリスの目覚め】
- アリスはラクーンシティの病院で目覚める
- 注射針でセキュリティを壊して部屋を出る
- 外は戦争のあとみたいになってる
巨大企業、アンブレラ社の秘密地下研究施設「ハイブ」で500人以上の研究員が全員死亡します。
ハイブを制御している超人工知能の「レッド・クィーン」が暴走したと判断したアンブレラ社は特殊部隊を送り込みます。
ハイブの入り口を守るために先行していた特殊工作員のアリスとスペンス、その場に居合わせた自称警官のマットを連れて部隊はハイブの深層部へ。
クィーンの防御システムに抵抗されるも、シャットダウンしたことによって、クィーンがロックしていた扉が全て解除されてしまいます。
大量のゾンビやケルベロス、リッカーに襲われ、次々と数を減らしていく特殊部隊。
ハイブを脱出する列車に乗れたのはアリス、マットと2人の工作員だけでした。
ようやく脱出か、と思いきやリッカーが追ってきて列車の中で最後の戦いになります。
ゾンビ化した隊員を射殺し、リッカーを列車の下に落として倒し、アリスとマットでなんとかハイブの入り口に戻ります。
リッカーから傷を負い、T-ウィルスを発症したマットにアリスが抗ウィルスを注射しようとしたところで防護服を着た集団がマットを連れて行き、アリスも隔離されてしまいます。
アリスが目覚めると、そこは病院の一室ですが、人の気配がありません。
外に出てみると、そこには戦争でもあったかのように荒れた光景が…
【口コミ】「バイオハザード」の感想を分析!
ネット上には「バイオハザード」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「バイオハザード」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
さて、今日は久しぶりにバイオハザード集めてたし、1から見よう。
充実したG20期間😀
やっぱりミラジョヴォヴィッチは若い時は可愛い、段々綺麗になったと思ってしまう。
初めはモデルスタート、映画はヌードシーンから出てきた様な人だけど、今じゃバイオと言えば怖ーい人で人気成功者だよね。 pic.twitter.com/UVwbaW6bRW
— アシュラ (@yoshiaki_dayo_) June 29, 2019
今日はバイオハザードという映画に挑戦してます。怖すぎて開始10分からずっと目を覆ってます。。
— タクマモトオ × あららら (@sajimotoo) July 5, 2019
映画のトラウマシーンといえば
バイオハザードのレーザー…— Markka (@daisdaorie) July 5, 2019
なんとなくバイオハザードの映画の最初のやつを観てるんだけど、1は怖い演出が多くて良かったなーー 怖いのはゾンビよりも仕掛けだけど
— TATSUBON (@TATSUBONi) June 26, 2019
今日のひとねた。映画『 #バイオハザード 』シリーズは、日本のゲームが原作になっているのは有名だけど、海外の多くの国では『RESIDENT EVIL(意訳:内に潜む悪)』というタイトルになってるって知ってた?これは『BIOHAZARD』が海外ではすでに商標登録されていたからなんだって〜☆#知らなかったらRT
— イタメくん (@itamekun) December 17, 2018
「バイオハザード」を観た人の感想で最も多かったのは「キャスティング」、次いで「演出」という順番でした。
特にシリーズを通して「アリス」を演じているミラ・ジョボビッチについての投稿が多く、本作のミラ・ジョボビッチが若く・美しいことに関心が強いようです。
また、演出については、ホラー映画特有のドキドキした演出についての投稿が多胃のも特徴的です。
あなたがゲームのバイオハザードを知っていればわかると思うのですが、静まり返ったところに急に現れるゾンビやリッカーに驚かされる仕掛けはゲームを忠実に再現していると筆者も感じます。
【名シーンの紹介】思わず「ビクッ」となる名シーンの数々
ここでは「バイオハザード」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
原作となるゲームの雰囲気を完璧に再現しているため、部屋を暗くして観ると効果倍増なのでオススメです。
【名シーン①】Twitterでも話題だったレーザーシーン
アンブレラ社の特殊部隊がクィーンをシャットダウンすべく、制御室に入っていくシーン。
カプランが防御システムを解除し、問題なく入れるはずが突如部屋に続く廊下のシャッターが降り、取り残された4人の隊員にレーザーが襲いかかります。
このシーン、Twitterでは「トラウマになる…」など話題が多く、今も観た人の頭に残る名シーンです。
【名シーン②】大量のゾンビに襲われるシーン
4人の隊員の命を失いながらも、なんとかクィーンをシャットダウンすることに成功した一行。
クィーンは落ちる直前に「あなたたちは全員ここで死ぬ」と言い残した意味が、このシーンでわかります。
研究員500人全員を死亡させたクィーンは、狂ったのではなく、T-ウィルスと感染者を外に出さないために正しい措置としてハイブを封鎖していたのです。
ゾンビを封じ込めていたクィーンを止めてしまったことで、大量のゾンビが解放され、襲いかかってきます。
一人めのゾンビが斧を引きずってくるシーンが不気味ですよね…
【名シーン③】アリスVSケルベロス(ゾンビ犬)シーン
なぜか一人でふらふらしているアリスに、ゾンビと化した犬(ケルベロス)が襲いかかってきます。
はじめは記憶喪失のアリスも徐々に戦い方を思い出してきて、拳銃で正確な射撃を見せたかと思えば、最後は壁を三角飛びしてのジャンプキックと大技を決めます。
このシーン、ドキドキしながらも見事なアクションにすっきりする複雑なシーンです。
【名シーン④】スペンスが記憶を取り戻して裏切るシーン
T-ウィルスの製造現場でウィルスと抗ウィルスを探す一行。
そこでスペンスが、ウィルスを盗み出したのが自分であるという記憶を取り戻します。
仲間たちに銃を向け、アリスを誘っている最中、研究室でゾンビ化した研究員が水中から静かに上がってきてスペンスの首筋に噛みつきます。
静けさの中で、来るとわかっていてもドキドキしてしまう、演出が見事なシーンです。
【名シーン⑤】恐怖と迫力のファイナルバトル!
負傷した隊員、レインとカプランを乗せて脱出を試みるアリスとマット。
ようやく逃げ切れた…と思った矢先にリッカーが追いかけてきます。
マットは負傷、カプランは捕食されてしまうというピンチにアリスがさらに覚醒します。
リッカーの舌を串刺しにしたアリスはマットに床下のドアを開けるよう指示します。
一方のマットはゾンビ化したレインに襲われており、お互いピンチの状況でマットが男を見せます。
レインの眉間を撃ち抜き、その衝撃で床下のドアを開けると、リッカーも逃げ場を失って燃え尽きていきます。
マットが唯一活躍するラストシーンでした(笑)
【名シーン⑥】ラクーンに何が起こったのか…?エンディングシーン
マットが連れ去られ、アリスも捕らえられたところで、次にアリスが目覚めたのは病院の一室でした。
身体中に管を通されたアリスは、痛みに絶叫しながらもそれらを全て外し、モニタールームに向かって叫びますが、中には誰もいない…(途中、不審な人影が…)
刺さっていた注射針でセキュリティシステムをショートさせると、外に出るアリス。
そこで待っていた光景は、戦争でもあったかのように荒れ果てたラクーンシティでした。
人の気配がなく、ただ一人取り残されたアリスはパトカーからショットガンを取り出し、何かと戦う決意をした表情になるのでした。
【無料視聴】バイオハザード全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
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利用者が多く、大手サービスとしてはドコモが提供する「dTV」、国内コンテンツに強い「U-NEXT」、海外発のサービスで日本に上陸した「Netflix」や「hulu」などがあります。
あなたがTVやスマホで映画やドラマを観るなら、動画サービスは「見放題の作品数がどれだけあるのか?」で選んでください。
2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの?」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
バイオハザードを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)
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