「スパイダーマン」は、2002年に公開されたアメリカの映画です。
アメコミの「スパイダーマン」の実写化第一弾で、その後の続編や、ヒーローを横断させた「アベンジャーズ」など数多くの作品へ派生していきます。
多くのアメコミがそうであるように、ヒーローがその圧倒的な力を手に入れたことによる戸惑いや苦悩が見どころです。
そんな「スパイダーマン」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「スパイダーマン」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします！
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「スパイダーマン」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです！
もしあなたが記事を読む時間もない場合は、こちらの予告動画だけでも観ていただくことをオススメします。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- ピーター：特殊なクモに噛まれてスパイダーマンになった少年
- MJ：ピーターの幼馴染。ピーターが想いを寄せる
- ノーマン：ハリーの父。肉体強化の薬でゴブリンになる
- ベン：ピーターの育ての親。強盗に射殺される
本作は、冴えない学生がスーパースパイダーに噛まれたことによって驚異的な能力を手に入れて、愛する人や一般人を守るために悪役と戦うというシンプルな構成になっています。
そのため、主人公ピーターの他に、守るべき大切な人たちと敵役である3名を覚えておけば問題なく全体像をつかむことができます。
- ピーターがスパイダーマンになる
- 自分が手に入れた力について考える
- ノーマンがグリーン・ゴブリンになる
- ゴブリンに正体がバレMJの身が危険に
- ゴブリンとの最終決戦でスパイダーマンが勝利する
「大いなる力には大いなる責任が伴う」というベンおじさんの言葉を胸に、スパイダーマンとして人助けをしようと決めたピーター。
一方で、自分と会社の利益のために邪魔者を次々と排除していくゴブリンが現れ、両者が激しい戦いを繰り広げていきます。
本作はスッキリするアクション映画として見てももちろん楽しめますが、力を手に入れるとはどういうことなのか、ピーターが考え成長していくヒューマンドラマとして観ても楽しめる作品になっています。
【90秒でわかる】「スパイダーマン」のストーリーを大まかに紹介！
ここではストーリー全体を90秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたがスパイダーマンを観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
学校で同級生からからかわれるような、パッとしない高校生のピーターは、大学の研究所の見学でスーパースパイダーに噛まれたことで強靭な肉体と特殊能力を手に入れます。
ピーターは当初、自分の欲のためにその力を使おうとしますが、育ての親であるベンおじさんから「大いなる力には大いなる責任が伴う」と苦言を呈されます。
力を手に入れて調子に乗っていたピーターですが、自分のせいでベンおじさんが射殺されたことで猛省し、その力を正しいことに使うと決めるのでした。
一方、会社の経営がピンチになったノーマンは、自らがパワー増強剤の実験台となり、パワーアップに成功するも、凶暴なゴブリンとなって不都合な人々を殺していきます。
正義に目覚めたスパイダーマンと、スパイダーマンを排除したいゴブリンとが激しい戦いを繰り広げ、最後はベンおじさんとの絆を大切にしたスパイダーマンが勝利します。
【口コミ】「スパイダーマン」の感想を分析！
ネット上には「スパイダーマン」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「スパイダーマン」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
スパイダーマン
大いなる映画には、大いなる責任が伴う。世の中にマーベルヒーローを知らしめる責任を、しっかりと果たした至高のシリーズ。そして言わば、マーベル人気の火付け役。この映画の功績無くして、今のMCUは無かったでしょう。
賛否が別れるキルスティン・ダンストは、個人的には好き。 pic.twitter.com/di9k45ErkV— ヒロ (@KOKORO21355419) April 20, 2019
https://twitter.com/yeti_paro/status/1119242229392871424
久々に映画見て思った
やっぱスパイダーマンはかっこいい pic.twitter.com/rp8pnlpKY9— haruto (@God_miomei) April 12, 2019
『スパイダーマン』再鑑賞
スパイダーバースを全力で楽しむために、今日から映画シリーズを総復習‼️
まずはサム・ライミ版の一作目。公開から15年以上経った今でも色褪せることなく、観返す度に新しい発見や学びと出会える作品。
シナリオ、演出、セリフのどれをとってもこれに勝るオリジンはない。 pic.twitter.com/uUb4MRVGsh
— なまたまご (@Ace_r_kaede) March 3, 2019
シリーズや間連絡品が未だに公開され続けているヒットシリーズのため、15年以上前に公開された本作ですが、未だに感想の投稿が多く見られます。
また、各種動画サービスでも観れるようになったことで、再び人気になっていることも要因の一つだと思われます。
そして評価の内容はシリーズの中で一番面白い、というものが多く、ほとんどのユーザーが肯定的な投稿をあげています。
分析の結果、「シナリオ」「アクション」「セリフ」について触れているコメントが特に多いようです。
筆者もベンおじさんが言った「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉が心にしみました。
【名シーンの紹介】迫力のぶら下がりアクションシーン
ここでは「スパイダーマン」の中でも特にあなたに観てほしい名シーンをピックアップして紹介します。
ストーリーのドラマ性ももちろんですが、やはり「スパイダーマン」といえばクモアクション！そして戦闘シーンですね！
ぜひ堪能してください。
【名シーン①】ベンおじさんの悲劇
MJの気をひくためにお金を稼ごうと、アマレスに出場するピーター。
見事試合に勝ち、約束の3,000ドルをもらいに事務所にいくと、差し出されたのは100ドルでした。
納得いかないピーターは約束が違うと詰め寄るも、追い返されてしまいます。
その直後、ピーターと入れ違いで入ってきた男が強盗を働き、現金を奪って逃げてきます。
男を止めることもできたピーターは、賞金を約束通りもらえなかった腹いせに男を逃します。
その帰り道、なにやら警察と人だかりがあって覗いてみると、そこには撃たれて倒れているベンおじさんの姿が…
ベンおじさんを撃った犯人が車を奪って逃走しているとの情報を得て、感情を爆発させながら追うピーター。
犯人を追い詰め、その顔を見た瞬間愕然とします。
アマレスの事務所で強盗をはたらき、ピーターが見逃したその男だったのです。
あの時自分が止めていればベンおじさんは…ベンおじさんの言葉の意味を理解し、その責任の重さを実感するシーンです。
筆者はこの一連のシーンが一番好きで、何度も見てしまいます。
【名シーン②】VS グリーン・ゴブリン！橋の上の戦闘
ゴブリンの出現によって悪者の疑いをかけられたスパイダーマンは、市民から冷たい目で見られるようになってしまいました。
そんな中、ハリーからピーターとMJの関係を知ったノーマンが、MJと市民のどちらかを選ばせるという残酷な選択をピーターに迫ります。
もちろん、どちらか一方を選ぶことなどできないピーターは両方助けにいきます。
あと少しのところをノーマンに邪魔され、もうダメかと思ったその時、橋の上の市民が助けに入りピンチを脱します。
ヒーローが報われる、いいシーンです！
【名シーン③】一発逆転のラストバトル
橋での人質救出をなんとかやり遂げたピーターが、ノーマンにさらわれて廃墟に投げ込まれます。
一方的に殴る蹴るで弱っていくピーター。
そろそろとどめかというタイミングでノーマンが「このあとはMJを始末しにいく」といったことでピーターがキレます。
そこから一気に形勢が逆転し、ノーマンを追い詰めます。
ゴブリンのマスクをとり、情に訴えてピーターの隙をついて背後からグライダーで攻撃しようとするノーマンですが、「実の父親のように接していた」という言葉に対してピーターは動揺することなく、「僕の父はベン・パーカーだけです」と冷静に返し、ノーマンの攻撃をかわします。
ピーターにかわされた攻撃をそのまま自分で受けてしまったノーマンは、死ぬ間際に「ハリーには言うな」と言い残して息を引き取ります。
立場は違いますが、父と子の愛情を感じるシーンです。
【名シーン④】意味がわかると深い！エンディングシーン
ノーマンの葬儀に参列したピーターとMJ。
MJはピーターに、本当に自分が想っていた相手はピーターだったと告白し、キスをします。
ようやくハッピーエンドか….と思った矢先に、なんとピーターはMJの告白を断ります。
これは、ゴブリンとの戦いの中で、自分が頑張れば頑張るほど大切な人を危険にさらすことを身をもって感じたピーターなりの愛情だと筆者は理解しました。
本当はMJの告白が最高に嬉しいし、すぐにでもYesといいたいところを、ずっと見守っていくと決意したピーター。
男です…
【無料視聴】スパイダーマン全編を高画質で見る方法
いかがでしたか？
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います！
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
インターネット回線を通して、PCやスマホ、TVで映画やドラマを見ることができるサービスです。
利用者が多く、大手サービスとしてはドコモが提供する「dTV」、国内コンテンツに強い「U-NEXT」、海外発のサービスで日本に上陸した「Netflix」や「hulu」などがあります。
あなたがTVやスマホで映画やドラマを観るなら、動画サービスは「見放題の作品数がどれだけあるのか？」で選んでください。
2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの？」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
スパイダーマンを無料で全部観たい！という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
（動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。）
U-NEXTなら1ヶ月間、huluなら2週間も無料で試すことができ、観たい作品がなかったり、期待していたサービスでなければ途中で解約ができます。
しかも無料期間中の解約ならお金がかからないので、映画やドラマが好きであれば使わない手はないでしょう。
