「PARKER/パーカー」(原題:Parker)は、2013年に公開された、アメリカの犯罪アクション映画です。
「ターゲットは汚い金」「悪党しか殺さない」「仕事は完璧に美しく」という自身のルールを忠実に守る天才的な犯罪者であるパーカーが、自分を裏切った仕事仲間たちとその強大なバックに恐れず立ち向かって復讐を遂げる王道の仕返し映画です。
女や金の誘惑も入りますが、一切迷うことなく自分の信念を貫く姿はまさに男の中の男といった感じで、とにかくかっこいい!
そんな天才犯罪者を演じているのは、これまた硬派硬派アクション俳優の代表格である「ジェイソン・ステイサム」が演じており、完璧にはまり役であることが開始5分でわかります。
ヒロイン役に、歌姫「ジェニファー・ロペス」も出演していますが、主人公が色恋になびかないため、脇役で終わってしまうある意味贅沢な作品です。
そんな「PARKER/パーカー」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「PARKER/パーカー」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!
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目次
【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介
まずは「PARKER/パーカー」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
事前に押さえておきたい主要な登場人物たち
- パーカー:ルールを犯した者は相手が誰であっても許さない完璧主義者の犯罪者。金にも女にも惑わされない信念の強さを持つ
- レスリー:バツイチの不動産営業レディ。営業成績に困っているところでパーカーと出会い、段々と惹かれていく
- クレア:ハーリーの娘でパーカーの恋人。看護師の資格を持っており、病院嫌いのパーカの怪我を治療をする
- ハーリー:クレアの父でありパーカーの相棒。裏稼業の斡旋をしており、ハーリーが手配した仕事でパーカーが裏切られてしまう
- メランダー:強盗団のリーダー。パーカーと組んだ仕事で奪った金を元手にもっと大きな強盗を計画する。賛同しないパーカーを殺そうとする
- ハードウィック:強盗団のメンバーで一番下っ端の役割を担う。叔父がシカゴの大物マフィアであることをメンバーから利用されている
- ダンジンガー:ハードウィックの叔父。裏社会で恐れられているマフィアのボスで、彼の指示で凄腕の殺し屋を動かすことができる
本作の登場人物は大きく2つのグループに分かれます。
一つ目はパーカーを支える人たちのグループで、恋人のクレア、クレアの父であり相棒のハーリー、現地でパーカーと出会い彼を支えるレスリーです。
二つ目はパーカーを裏切り、敵対するグループで、強盗団のリーダーであるメランダー、その配下のハードウィック、ハードウィックの叔父のダンジンガーがその中に入ります。
ストーリー自体はパーカーが裏切り者に鉄槌を下す王道の復讐映画なので、登場人物の関係性もわかりやすくシンプルです。
【あらすじを紹介】「PARKER/パーカー」のストーリーを解説
ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。
あなたが「PARKER/パーカー」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
【仲間の裏切り】
- ハリーから紹介された仲間と祭の裏金を強盗するパーカー
- 仕事が成功し次のヤマに誘われるも断るパーカーが裏切られる
- 瀕死の重傷を負ったパーカーは農家に助けられて病院へ
- 病院を抜け出して武器や車を調達すると復讐に向けて動き出す
- バックにダンジンガーがついていてもお構いなしのパーカー
- ハードウィックの兄が経営するバーを襲って居場所を吐かせる
- パーカーの存在がメランダーに伝わりダンジンガーに頼る
- クレアのもとにダンジンガーの殺し屋が向かうもなんとか逃げる
- ハーリーがダンジンガーとの争いを収めようとするも聞かず
【復讐の始まり】
- アジトを探すために金持ちを装って不動産屋を頼るパーカー
- ノルマに苦しむレスリーがパーカーを案内しアジトを特定する
- 夜になりメランダーらが留守中にアジトに忍び込んで細工する
- 車に戻るとレスリーがいて身分の偽装がバレてしまっている
- パーカーは現地の案内役としてレスリーと組むことにする
- 強盗の標的は大富豪のミリアム・クレンドンが所有する宝石
- 下見から戻るとダンジンガーの殺し屋に襲われるパーカー
- なんとか返り討ちにするも重傷を負ってレスリーの自宅へ
- クレアの治療を受けたパーカーはレスリーとの共闘を解消する
- メランダーらはクレンドンの自宅オークションで火災を起こす
- 消防隊を偽装して全ての宝石を奪い海づたいにアジトまで帰る
【裏切りの代償】
- 重傷のパーカーがアジトに身を潜め復讐のチャンスを伺う
- パーカーの身を案じて様子見にきたレスリーが捕まってしまう
- パーカーを警戒したメランダーたちはアジトの中を探していく
- 人質になったレスリーも活躍し裏切り者を全員始末し終える
- 帰りに分け前の話だけしてレスリーの前から去るパーカー
- レスリーはパーカーに想いを寄せるも最後まで叶わず別れる
- 半年後、ダンジンガーの前に正面から現れて暗殺するパーカー
- 1年後、レスリーとパーカーを助けた農家に大金が郵送される
本作で描かれたパーカーは、犯罪者ではあるものの一般市民を傷つけることを許さず、汚い金しか奪わないという、ヒーロー寄りの犯罪者です。
また、ルールを破り、秩序を乱す人間を許さないという価値観が非常に強く、裏切り者への復讐は何よりも勝るという側面も持っています。
そのため、ダンジンガーとの対立を恐れたハーリーが金を渡そうとしても納得せず、目の前に下着姿になったレスリーがいても手を出さないという徹底ぶりで、プロ意識の高さと信念の強さを感じる内容となっています。
恋愛的な視点で観ると、やや物足りないところもありますが、パーカーとはそういう男なのだと理解できると、むしろ筋が通っていてかっこいいと筆者は感じました。
【口コミ】「PARKER/パーカー」の感想を分析!
ネット上には「PARKER/パーカー」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「PARKER/パーカー」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
「#パーカー/#parker」
ジェイソン・ステイサムカッコよすぎる😁
映画もわかりやすくて単純だったので面白かったし楽しんで観れました。
僕の好きな復讐系の映画だったし。
笑えるところも😆
あとジェニファー・ロペス綺麗すぎます☺️#映画好きと繋がりたい #映画鑑賞#映画好きな人と繋がりたい #映画 pic.twitter.com/XufuxYPwX8— wianose (@wki5aen1ons5et) July 6, 2020
『PARKER/パーカー』を観ました。
久しぶりのステイサムの無双アクション楽しみにしてたんですけど残念でした😭もっとキレキレのアクションして欲しかったですね。
#映画好きと繋がりたい #映画 #洋画 pic.twitter.com/TLpDnevq3P— ヒヨコ (@statham1967726) April 24, 2021
映画『PARKER/パーカー』見た。
2013年制作 ジェイソンステイサム主演。
まあまあ良かったよ。
見てない人は是非見ましょう。#RT #映画 #ジェイソンステイサム pic.twitter.com/HmfnrRYuM7— John (@Rim_Sword) July 9, 2015
『PARKER/パーカー』
リチャード・スタークの『悪党パーカー』シリーズをジェイソン・ステイサム主演で映画化。天才強盗パーカーのプロのお仕事。リアル寄りの如何にも痛そうなアクションだけどステイサムは不死身。2013年公開ながら原作由来のちょっと古風なテイストがオツ。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/dpjOj2xZtu— Kino2 (@KinoTwo) March 24, 2018
PARKER/パーカー (2013)
Blu-rayが手に入ったので数年ぶりに視聴💿
いつも通りの盤石ステイサムキャラだけども、中盤からジェニファー・ロペスが(足手まといな)協力者として加わる変則構成が効いていて、ともすれば金太郎飴的印象になりがちなステイサム映画を救っているなと😅 pic.twitter.com/axMM2NNQyU— G-man (@__da_na__) June 4, 2019
本作を観たユーザーの評価は大きく分かれています。
ジェイソン・ステイサム映画だけあって、ユーザーの投稿のほとんどはアクションについて言及しています。
「イマイチだった」と投稿しているユーザーの主張をまとめると、「いつものステイサムらしい派手なアクションではなかった」という意見が大半で、「面白かった」と投稿しているユーザーの主張をまとめると「現実に近いアクションだった」や「どれも同じに見えるステイサム作品とは違った」という意見で、どちらも正しいと筆者は思いました。
本作は、「いつものステイサム作品とは一味違った」ものを求めているのであれば、ぜひおすすめしたい作品です。
【名シーン紹介】PARKER/パーカーの見どころになる名シーンを一部紹介
ここでは、作品全体の中でも特にあなたに観てほしい重要な名シーンを抜粋して紹介します。
あなたが忙しい場合、ここで抜粋したシーンを観て本作を少しでも味わってもらいたいところですが、正直なところ、全体を観ないと伝わらないことが多いと思います。
そのため、少しでも面白そうと感じてくれるのであれば、改めて本作の全てを観ることをおすすめします!
【名シーン①】計画に賛同しないパーカーが裏切られて撃たれるシーン
無事に仕事を終え、車を乗り換えて逃亡する一味が車内で揉め始めます。
今回盗んだ100万ドルを元手にもっと大きな仕事をしようと誘うメランダーに対して、了承しないパーカーとの間で一触即発の状態になります。
どれだけ要求されても断り続けるパーカーにとうとう4人は銃をむけ、車内で銃撃戦が始まってしまいます。
必死に抵抗するも、数発撃たれてしまったパーカーは車外に逃げ出すも、ハードウィックにとどめの一髪を撃たれてしまうのでした。
それでも死なないパーカーが不死身かと思わされるシーンです。
【名シーン②】ダンジンガーの殺し屋に奇襲されるシーン
下見を終えて仮住まいに戻るパーカーをダンジンガーの殺し屋が待ち伏せていました。
唐突に胸にナイフを突き立てられ、弱ったところをビニールで顔を覆われて窒息させられそうになりますが、一髪逆転します。
倒したかに見えた殺し屋が再び襲いかかってくるも、再び撃退し高層マンションから突き落とすわけですが、観ているこちらは何度もパーカーの死を覚悟しますが、それでも死なないパーカーはやはり不死身だと思わされるシーンです。
【無料視聴】PARKER/パーカー全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
インターネット回線を通して、PCやスマホ、TVで映画やドラマを見ることができるサービスです。
利用者が多く、大手サービスとしてはドコモが提供する「dTV」、国内コンテンツに強い「U-NEXT」、海外発のサービスで日本に上陸した「Netflix」や「hulu」などがあります。
あなたがTVやスマホで映画やドラマを観るなら、動画サービスは「見放題の作品数がどれだけあるのか?」で選んでください。
2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの?」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
PARKER/パーカーを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)
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