「ワイルドスピード」といえば、2001年に大ヒットしたカーアクション映画です。
その人気は衰えることがなく、2~3年周期で次回作がリリースされるため、2019年現在で公開予定を合わせればシリーズ9作に及ぶ超大作です!
ワイルドスピードのその記念すべき1作目ですが、20年近くたった今でも、登場人物がつくるヒューマンドラマや数多く登場する日本製の名車には胸が熱くなります。
そんなワイルドスピードを見逃してしまったあなたに、あらすじから名シーンを惜しみなく紹介し、解説していきますので最後までお読みください!
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずはワイルドスピードの登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです!
【事前におさえておきたい】主要キャストと関係性
ワイルドスピードの主人公はストリートレースチームのリーダーであるドミニクと、潜入捜査でドミニクに接近するブライアンの2名ですが、その二人を中心に多くの登場人物が密接に関わってくるため、少々分かりづらいのが難点です。
そこで、まずはあなたに主要登場人物がそれぞれどのように関わっているか一覧にして紹介しますので、全体の関係性をつかんでください。
【30秒でわかる】ワイルドスピードの大まかなストーリー紹介
登場人物を把握したところで、次は全体のストーリーの紹介です。
ワイルドスピードシリーズのストーリーは基本的に「悪ガキたちが本当に悪い奴らを懲らしめる」という、割とシンプルでハッピーエンドな構成ですが、本作は少々異色です。
ストリートレーサー、窃盗団VS警察という対立構造が鮮明ですし、警察官であるブライアンが窃盗団であるドミニクに心を惹かれてしまうんです!
主人公が善→悪に変わっていくので本当ならモヤモヤしそうですが、主人公のドミニク&ブライアンの魅力的なキャラクターによって全く感じさせないところがこの映画のすごいところですね。
カーアクションが派手で面白いのですが、ブライアンの心境の変化を意識しながら見るとドラマを感じてもらえるのでオススメですよ^^
【特にオススメ】こんな人たちには特にハマる!
ワイルドスピードがここまで人気になった背景に、「日本車が多く登場する」という点があります。
道路が狭く、信号ばかりの日本では大型のスポーツカーは相性が悪く、国内メーカーは開発したがりません。
一方で、ストリートレースで使うには小回りがきく日本車が向いています。
実際に海外では日本のスポーツカーが大人気で、国内では値段がつかないような車でも高い値段で売れているのも事実です。
本作は、あなたが知っている日本のスポーツカーにハリウッド俳優が乗り、暴れまわる夢のような映画なのです!
【正統派カーアクション!】名シーンの紹介
ワイルドスピード(通称ワイスピ)はカーアクションだけではなく、ヒューマンドラマ要素もあって面白い!と冒頭で紹介しましたが、ここでは筆者が特に鳥肌ものだった名シーンを3つピックアップして紹介したいと思います。
吹き替えではあるものの、こんな感じですよ!というのがわかるように動画も貼っておきます。
【名シーン①】これぞワイスピ!冒頭のゼロヨンレース勝負
まずはブライアンがドミニク一味に入り込むきっかけになった、冒頭のゼロヨンレースです。
まずは、この映画の醍醐味でもあるストリートレースがどういうものか、正しく理解してもらえると思います。
(アメリカのストリートレーサーは日本の暴走族と全く違うのです)
ゼロヨン自体はただひたすら直線を加速するレースですが、運転技術だけでなくどれだけ改造されているかで勝利が決まります。
その中で、ドミニクがストリートレーサーたちから絶大な人気と支持を集めていることがわかると思います。
アメリカではNOSという噴射装置を装備しているスポーツカーが多くあります。
これによって爆発的な加速を得ることができるのです!(どこで使うんだという疑問はありますがw)
ちなみに、劇中でNOSを「ニトロ」と呼んでいますが、ニトログリセリンではありません!
燃料自体は爆発しませんので安心してください(笑)
【名シーン②】日本人の誇り!文句なしにかっこいいスープラVSフェラーリ
ブライアンがレースウォーに出場するために一から組み上げられたスープラの試運転で出会ったフェラーリと急遽レースをするシーン。
フェラーリといえば誰もが知っているイタリアのスーパースポーツカーですが、それを改造済みとはいえトヨタのスープラがぶっちぎる瞬間は日本人として興奮しないわけがありませんよね。
まぁ、日本車がフェラーリに勝ったというだけではなく、フェラーリのドライバーが美人を連れていて発言も腹立たしいという典型的な憎まれ役だというのも影響していると思いますが(笑)
ブライアンを演じているポール・ウォーカーはプライベートでもスポーツカー(しかも日本車)好きとして知られています!
もちろん
なんと、このシーンで登場するスープラも所有しているらしいので、運転も単なる演技ではないかもしれませんね!
【名シーン③】全てが詰まっている衝撃のラスト!
ラストがこの映画のクライマックスです!
カーアクションはもちろん、ヒューマンドラマあり、ガンアクションありと、あなたにもっとも観てほしいのがココ。
まずはヒューマンドラマ。
ブライアンはドミニクを逮捕しに自宅に向かったところ、彼は出かける支度をしているところでした。
てっきり逃げるものだと考えたブライアンは拳銃を向けて警戒しますが、ドミニクはトラン一味に追われているジェシーを助けるために準備をしていたのです。
その直後、助けを求めにきたジェシーが目の前でトラン一味に射殺されてしまいます。
その瞬間、ブライアンとドミニクは特に申し合わせたわけでもないのに、「ジェシーの仇を討つ」という共通の目的に向かって動くわけです!
もうこうなったらブライアンがドミニクを逮捕するとか絶対できないですよね。
無事仇をとった後、この映画のどこでも実現しなかったブライアンVSドミニクの二人だけのレースが行われるわけです。
どちらが勝ってもいい、そう思わされる清々しい勝負です!
ブライアンがドミニクの自宅に着いた際、なぜか応援は呼んでいませんでした。
これは、ブライアンがドミニクを逮捕することをためらっていたのではないかと思うわけです。
ドミニクの人間性に触れ、「この男を刑務所に送るのは惜しい」と思ってしまったのではないでしょうか!
【玄人向け】気づくと気持ちいいマニアックなポイントを紹介
ワイルドスピードを100倍楽しむためにマニアックポイントを紹介します。
あなたがすでに観たことがある場合でも、このような視点で再度視聴してみると新しい発見があっていいですよ!
例えば、あなたも知っているかもしれませんが、ブライアンを演じているポールウォーカーは7作目「SKY MISSION」の撮影中にプライベートの交通事故で死亡してしまいました。
もう新作ではオリジナルのブライアンを観ることができないと思うと寂しいですね。。。
また、冒頭のゼロヨンレースにインテグラに乗って参戦している「エドウィン」は、Ja Ruleというラップシンガーですが、劇中は彼の歌が頻繁に挿入されています。
レースにボロ負けして女性からフられてしまうなんとも間抜けなキャラですが、歌はカッコイイですね!
ちょっと画質が悪いですね(汗)
その他、このような視点で観てみると面白いと思います!
【無料視聴】ワイルドスピード全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
インターネット回線を通して、PCやスマホ、TVで映画やドラマを見ることができるサービスです。
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2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの?」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
ワイルドスピードを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)
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