「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」は、2017年に公開された日本のアニメです。
原作はコミックで、地球連邦軍を中心に描いた「機動戦士ガンダム」に対して、シャアを主人公に幼少期から一年戦争までを描いたシリーズ作品です。
ガンダムシリーズの魅力は、「それぞれの立場によって正義があり、誰もが主役」である点だと筆者は思うのですが、本作はまさにその本質をついた傑作です。
そんな「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします！
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の公式サイトはコチラからジャンプできます。
▼前作までの解説記事はこちら
目次
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
- シャア・アズナブル：ダイクンの遺児
- セイラ・マス：シャアの妹
- デギン・ザビ：ジオン公国の公王
- ギレン・ザビ：ジオン公国の総帥。長男
- ドズル・ザビ：ジオン公国の中将。三男
- キシリア・ザビ：ジオン公国の少将。長女
- ランバ・ラル：モビルスーツ隊隊長
- 黒い三連星：ガイア、オルテガ、マッシュのMS隊
- レビル：連邦宇宙軍総司令官
本作ではザビ家が支配し、新たに独立を宣言したジオン公国が地球連邦政府と会戦するストーリーです。
そのため、ザビ家やジオンの主力であるモビルスーツ隊の主要な面子を頭に入れておけば十分楽しむことができます。
- ジオン軍が地球にコロニー落とす
- 連邦側についたルウムが次の標的
- 連邦軍とジオン軍が正面衝突
- シャアがMSで陽動作戦を成功させる
本作では、いよいよ一年戦争が始まります。
特に、ファーストガンダムでは詳しく語られなかったコロニー落としの背景が描かれ、一年戦争をより生々しく理解することができます。
そもそも、アニメとはいえ資源を豊富に保有する地球と、国家とはいえコロニーであるジオンとでは国力が違うのに、なぜ対等に戦えるのか不思議に思ったことはありませんか？
その答えが本作にはあります。
【30秒でわかる】「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」のストーリーを大まかに紹介！
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度にまとめ、大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたが「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
1【戦争、開始】
- ジオンが地球連邦軍に宣戦布告
- ジオンに反対したサイド2も攻撃
- ランバ・ラルが軍のやり方に疑問
- 「これは戦争ではない、殺戮だ」
7【アムロとカイ】
- アムロが夜にカイから呼び出し
- サイド7の軍開発部に侵入する
- ショベルカーで開発中の施設へ
- 警報が鳴って銃撃される
- 全員車の外に出されて殴られる
- IDを確認してアムロだけ見逃される
3【ブリティッシュ作戦】
- ドズルのもとにラルが呼ばれる
- ブリティッシュ作戦を伝える
- ラルは悪魔のすることだと断る
- アイランド・イフィッシュへ侵攻
- ジオンがコロニーの外をコーティング
- コロニー外部にブースター取付け
- コロニー内に毒ガスを注入
- 警備もシェルター内も市民が全滅
- ブースター作動、自由落下軌道に入る
- コロニーが3つに分裂して落下
- 地球の人口の半数が死滅
4【割れるルウム】
- ルウムはジオンと連邦で割れる
- ルウムの援護にティアンム艦隊が向かう
- ルウム侵攻でデギンとギレンが割れる
- ドズルがブリティッシュ作戦を苦悩
- ルウムでジオン派と連邦派で衝突
- ルウム政府は連邦と組むことを決定
5【シャア専用ザク】
- セイラのもとにタチ中尉が現れ
- キャスバルが生きている可能性
- テアボロが心臓発作との報せ
- グラナダで黒い三連星が新型ザクの受取り
- シャアが整備士にリミッター解除の指示
- シャアは異例の出世、ラルは降格
6【迫る開戦】
- ルウムからジオン派市民の脱出
- テアボロのもとにセイラが帰る
- アズナブル夫婦がジオンに帰る
- ジャブロー基地から艦隊が出発
- レビル将軍艦隊と合流してルウムへ
- グレート・デギンで作戦会議
- 連邦軍とジオン軍の戦力差は4倍
- 先発のティアンム艦隊と正面衝突
- レビル本隊には特別強襲大隊を当てる
- コズンやクランプたちが軍に戻る
- ラルは戦争に反対して出撃せず
- キシリアがラルとハモンの逮捕を指示
- ハモンが論破して追い返す
7【セイラの戦い】
- テアボロの家に連邦派の暴徒が襲ってくる
- セイラが指示し暴徒と戦闘
- 戦闘中にテアボロが死亡する
- ルウム首都ミランダの港が攻撃される
- アズナブル夫妻が乗る船が爆発
- ミランダを襲撃したのはシャア
- セイラが赤いモビルスーツに気づく
- シャアは黙って立ち去る
8【シャアの出撃】
- ルウム宙域の戦闘はレビルの想定外
- ジオンの情報戦に連邦がはまる
- ミランダへはレビルから救援を出す
- 特別強襲大隊の出撃にガルマが焦れる
- シャアが先行して出撃
- 「これで歴史が変わる。私に跪け、神よ」
本作ではいよいよ一年戦争の開始が描かれています。
どんどん好戦的になっていくザビ家とジオン公国、コロニー落としの背景、連邦とジオンの駆け引き、シャアの暗躍など、マニアなあなたが見入ってしまう様々なドラマが用意されています。
筆者としては特に、「ザビ家の中でも実は常識人であったドズル」と「最後まで信念を貫き通したランバ・ラル」の両名の生き様がとても面白かったです。
【口コミ】「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」の感想を分析！
ネット上には「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅴ』 このシーンが好きっす🐷#機動戦士ガンダム #機動戦士ガンダムTHEORIGIN pic.twitter.com/4GcOhh2QR4
— ラナマリア🐷固定ツイ見て🍦 (@lanamaria4560) June 30, 2019
独り言ですが…
機動戦士ガンダムThe Origin V
プライム、やっと出たから視聴したんだけど。
面白い！感動！最高！次が見たい！
敵艦隊に独りで突撃する赤い彗星！ホント、カリスマなんだよね～(^-^)
「神よ、私に跪け！」(*^^*)ｲｲﾈｰ
わかる人居るよね～？！ pic.twitter.com/LGER2jya1x— くみ☆♡鶴舞う形の群馬県♡アイカツ (@55tomopi) December 1, 2018
やっとやっと昨夜よ！通っても通っても貸し出し中だった「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」Ⅴを味わい。オオォ～～～！と吠えて興奮して寝たのは。だけど楽しみな劇場でのⅥ堪能までスケジュール的にあと4夜を過ごさねばならず。待っててシャア！#機動戦士ガンダム
— 伊藤さとり(映画パーソナリティ) (@SATORIITO) May 24, 2018
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星 8話
V作戦発動まであと少し
シャアがアムロが
それぞれの場所で一年戦争に関わっていく
これがファーストガンダムに繋がるのよね
やっぱりカイの声優は古川登志夫さんに限る！
次回はシーマ様が関わるあの事件ですか？#赤い彗星 #機動戦士ガンダム pic.twitter.com/ISMw3Q6oFo— すやまたくじ@アニメマンガ名探偵 (@suyamatakuji) June 17, 2019
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦」を観た人の感想おおむね好意的な投降が多いようです。
特に多かったのは、「キャラクター」と「ストーリー」です。
ファーストガンダムではクールなキャラクターであった、シャアやセイラが感情を存分に表に出しているシーンが所々にあり、ガンダムファンを唸らせているようです。
またストーリーでは、一年戦争開戦の背景だけではなく、のちのホワイトベースのクルーたちが登場し、この先に向けて布石を打っている点も本作の好感度を高めている要因になっているようです。
【オリジナル機体】劇中のモビルスーツを紹介！
本作ではジオンのモビルスーツの開発が終わり、量産型として生産ラインに乗っています。
そのため、ジオン軍内でも特別強襲大隊として、一部隊を構成するほどに。
本作では、シャアや黒い三連星がザクに乗る姿を見ることができます！
【登場機体①】MS-06S シャア専用ザクⅡ
前作は赤いザクⅠに乗ったシャアでしたが、本作では開発からあがったばかりのザクに搭乗します。
機体はトレードマークの赤ですが、今作のザクからは頭にツノがついています。
これは、指揮官の搭乗機であることを表しており、異例のスピード昇進で中尉になったシャアがすでに部隊の指揮権を持っているということです。
このザクは色だけでなく、通常はパイロット保護のためにかかっているリミッターを解除し、性能を極限まで引き出せるようになっています。
出力は通常のザクの30%増しとなっていて、戦場を高速で駆け巡ることから、ついた通り名が「赤い彗星」というわけです。
【登場機体②】MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ
黒にカラーリングされた、黒い三連星の専用機です。
ザクⅡはC型やS型など、様々なタイプが開発されていますが、宇宙での戦闘を目的に開発されたこの機体は、高機動型と呼ばれほぼ初期段階に作られたものです。
背中のバックパックは宇宙でより速く、より長距離を飛べるように大型のものを載せているのが特徴です。
兵装はそれぞれのパイロットの得意なもので分かれており、リーダーのガイアはバズーカ、射撃が得意なマッシュはライフル、的にとどめを刺すジャイアント・ヒート・ホークをそれぞれ持っています。
【登場機体③】MS-06C ザクⅡ
一年戦争でもっとも有名なモビルスーツです。
ミノフスキー博士が量産を成功させたMS-05 ザクⅠですが、機動性に大きな課題が残ってしまいました。
マイナーチェンジで対応しようにも、すでに設計は余裕のない状態であり、再設計して量産されたのがこの機体です。
以降、長らく一年戦争の主役を保ち続け、宇宙から地上まであらゆる戦闘でジオン軍を優位に立たせる、戦争を変えた名機です。
本作に登場する機体の一覧はコチラからも確認できます。
【おまけ】心に響くハモンの歌声
本作のストーリーと直接関係するわけではないのですが、「Bar Eden」でハモンが歌うシーンがあります。
これがしっかり尺を確保されているだけあって、とっても心に響く名シーンだと筆者は思うので、動画を載せておきます。
ランバ・ラルを命をかけて愛した女性の歌声をぜひ堪能してください。
【無料視聴】機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦全編を高画質で見る方法
いかがでしたか？
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います！
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
インターネット回線を通して、PCやスマホ、TVで映画やドラマを見ることができるサービスです。
利用者が多く、大手サービスとしてはドコモが提供する「dTV」、国内コンテンツに強い「U-NEXT」、海外発のサービスで日本に上陸した「Netflix」や「hulu」などがあります。
あなたがTVやスマホで映画やドラマを観るなら、動画サービスは「見放題の作品数がどれだけあるのか？」で選んでください。
2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの？」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN ルウム編Ⅴ 激突 ルウム会戦を無料で全部観たい！という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
（動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。）
U-NEXTなら1ヶ月間、huluなら2週間も無料で試すことができ、観たい作品がなかったり、期待していたサービスでなければ途中で解約ができます。
しかも無料期間中の解約ならお金がかからないので、映画やドラマが好きであれば使わない手はないでしょう。
