「ミッション・インポッシブル」といえば1996年に公開されて大ヒットしたアクション・サスペンス映画です。
また、2018年にシリーズ6作目がリリースされ、今なお続編が公開され続けている長寿モンスター作品でもあります。
もともとは1966年からアメリカで放映が開始された「スパイ大作戦」を映画化したものです。
一見題名が全然違うように見えるのは、翻訳の違いで、TVシリーズのアメリカでの題名は「Mssion Impossible(ミッション・インポッシブル)」なので、もともとTVと映画は同じ題名だったのです。
主人公イーサン・ハントが不可能と思えるミッションを、時にはピンチになりながらも見事に成功させるドキドキ・ハラハラのアクション大作です!
そんな「ミッション・インポッシブル」を見逃してしまったあなたのために、わかりやすく見どころやあらすじを紹介していきます。
ネタバレもたくさん含んでいますので、楽しんでいただけると嬉しいです。
【ネタバレ】ストーリーの全容をざっくり紹介
まずはミッション・インポッシブルの登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
時間がない場合はこの章だけで、全体像がつかめるはずです!
本作のストーリー上、重要なポイントを先に伝えておくと以下の通りです。
このように、仲間が全滅したところから、裏切り者をあぶり出して成敗するところまで大逆転の展開となっています。
次章ではもう少しストーリーの流れを詳しく説明していきます。
【30秒でわかる】ミッション・インポッシブルの大まかなストーリー紹介
ここではストーリー全体を30秒で理解できる程度に大まかなストーリーを紹介していきます。
あなたがミッション・インポッシブルを観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
ミッション・インポッシブルシリーズのストーリーは基本的に「不可能そうなミッションを仲間と一緒になんとかクリアする」という、割とシンプルな構成です。
序盤から仲間が全滅し、さらに裏切り者扱いされて踏んだり蹴ったりな状況でかなりモヤモヤしますが、意外にあっさりひっくり返していくため、そこまでストレスを感じずに観ることができる仕上がりになっています。
【特にオススメ】こんな人たちには特にハマる!
本作はド派手なアクションはもちろんですが、ミステリーの要素もあるため、単純なアクション作品よりも奥が深い仕上がりになっています。
そんなミッション・インポッシブルはこのような人たちによく観られています。
シリーズを通して、トム・クルーズはスタントなしで撮影することにこだわっています。
そのため本作ではトム・クルーズファンの胸を熱くさせるアクションシーンが満載です!
また、仲間の裏切りや組織、悪い取引先などミステリアスな登場人物が多いため、スリルとサスペンス要素も満載です。
【名シーンの紹介】満足度120%の正統派スパイアクション!
「ミッション・インポッシブル」にはいくつもの見せ場や山場があります。
ここではその中でも特にオススメの見どころや名シーンをピックアップして紹介していきます。
確実にネタバレになりますので、「本編を観るまで知りたくない!」という場合は飛ばしてくださいね。
【名シーン①】無言の2分間!もっとも手に汗握るシーン
鉄壁のセキュリティを誇るCIA本部から本物のNOCを盗み出すシーン。
ダクトからクリーガーの力で吊られたイーサンが地面に触れないようにデータをコピーしていきます。
途中、クリーガーがネズミに動揺してロープを離してしまったり、イーサンの汗が床に落ちそうになったりと、ピンチを迎えますが、なんとか無事にクリアします。
このシーン、2分間ほぼ台詞がないのですが、集中や焦りがしっかり伝わってきて、当時はまだ若手だったトム・クルーズの凄さがわかるシーンです!
【名シーン②】キトリッジに裏切り者の嫌疑をかけられるシーン
仲間を皆殺しにされ、なんとかキトリッジと合流したイーサン。
キトリッジから逃亡用のパスポートやチケットを受け取るも、大使館の現場や今いるカフェに別のチームがいることを疑問に思い、キトリッジに尋ねます。
すると、キトリッジからは裏切り者がいること、このミッションは偽物のNOCで裏切り者をあぶり出すのが目的であること、チームで唯一の生き残りであるイーサンが裏切り者確定であることを告げられます。
弱ったイーサンにさらに追い打ちをかける、前半もっとも落ち込むシーンです。
【名シーン②】見事なマジック!クリーガーをギャフンと言わせたシーン
CIAから無事にNOCを盗み出し、マックスに連絡をとっているところにクリーガーが「俺も連れて行け」と絡んできます。
笑って流すイーサンに対して、ディスクを懐から出し、脅迫してくるクリーガー。
イーサンはアタッシュケースから別のディスクを取り出して、華麗なマジックを見せつけ、クリーガーのディスクが偽物であることを理解させ、起こったクリーガーは出ていきます。
その後のイーサンとルーサーの会話で、なんとクリーガーのディスクが本物だったことが判明します。
マジックも見事ですが、クリーガーがすっかり騙されるのがかなりスッキリです!
【名シーン③】真犯人を気持ちよく見つけるシーン
マックスにNOCを渡し、金が貨物室にあることを告げられたイーサン。
直後に貨物室に向かったクレアは、そこにいたジムにイーサンを殺して金を奪う話をするも、目の前のジムはイーサンの変装でした。
後から現れたジムに拳銃を突きつけられてピンチになりますが、メガネ型のカメラでCIAのキトリッジにしっかりと情報を渡すのですが、その時のドヤ顔がかっこいいのです!
【玄人向け】気づくと気持ちいいマニアックなポイントを紹介
ミッション・インポッシブルを100倍楽しむためにマニアックポイントを紹介します。
あなたがすでに観たことがある場合でも、ここで紹介する視点を持って再度視聴してみると新しい発見があっていいですよ!
【玄人向け①】なぜイーサンはヨブ(裏切り者)がジムであるとわかったか?
あなたが実際に「ミッション・インポッシブル」を観て、もっとも疑問に思うのはおそらくここだと思います。
完全にネタバレですが、ここではその理由を解説しちゃいます!
ポイントは以下の4点です。
アジトはそもそもチームの人間しか知らない場所であり、そこにドレイク・ホテルの聖書がある時点で、ジムが持ち込んだものであることがわかります。
ヨブは聖書の登場人物をもじっているため、聖書を持ち込んだジムの疑いが強く、さらにいえばジムは大使館の作戦には参加しておらず、チームの中で一人だけアリバイがない状態のため、イーサンは確信したものと思われます。
【玄人向け②】ケルヒャーのCMでもパロディー
名シーン①で紹介した、イーサンがダクトから宙吊りになるシーンですが、大ヒットした当時から、様々なパロディやコメディに使われてきました。
最近でいえば、高圧洗浄機のメーカーである「ケルヒャー」がこのシーンを引用したCMを制作し、話題になりました。
筆者も実際にやってみましたが、腰だけしか固定していない状態で地面につかないようにするには、相当な筋力とバランス感覚が必要です。
(ちなみに筆者は秒殺で地面に触れました…)
【無料視聴】ミッション・インポッシブル全編を高画質で見る方法
いかがでしたか?
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
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2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの?」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
ミッション・インポッシブルを無料で全部観たい!という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
(動画サービスの閲覧作品は随時更新されているため、取り扱いがない可能性もあります。ご注意ください。)
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