「ヴェノム」（原題:Venom）は、2018年に公開された、アメリカのヒーローアクション映画です。
原作はアメリカン・コミックの代表格であるマーベルに登場するダークヒーローで、ヴィラン（悪役のこと）ではないため、ハッピーエンドが特徴的な作品です。
映画「スパイダーマン3」に出てくるヴィランと見た目が酷似しており、また寄生される人間も本作の主人公と同じ「エディ・ブロック」ですが、本作内では無関係なものとして描かれているため、別物として観ることをオススメします。
主演は「トム・ハーディ」で、ヴェノムに振り回されつつ自身の正義を貫く難しい役を見事に演じています。
トム・ハーディは過去に「ダークナイト・ライジング」でベインというヴィランを演じており、ヴェノム同様に本人であるとわからない役が続いている点に面白さを感じます。
そんな「ヴェノム」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「ヴェノム」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします！
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目次
【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介
まずは「ヴェノム」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。
あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。
この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。
事前に押さえておきたい主要な登場人物たち
- エディ・ブロック：ライフ財団の不正を調査するTV番組の人気キャスターだが、ドレイクの怒りを買って仕事も恋人も全て失う。ヴェノムに寄生されドレイクから追われる身に
- アン・ウェイング：エディの元恋人で弁護士。エディのとばっちりで事務所をクビになりエディとも別れる。ヴェノムになったエディを気遣い、面倒をみる
- ダン・ルイス：アンの新しい恋人で医師。優しい性格からヴェノムに寄生されたエディの検査に協力する
- カールトン・ドレイク：24歳の若さで医療分野で成功しライフ財団を設立した大富豪。宇宙から回収したシンビオートと人体の融合実験を繰り返すマッドサイエンティスト
- ドーラ・スカース：ライフ財団で働く優秀な科学者でドレイクからの信頼も暑い。ドレイクが指示する人体実験に賛同できず、エディに情報を提供し協力を求める
本作はエディとドレイクの対決を描いた作品であり、エディをサポートするアニーやダンがいて、ドレイクの研究に協力しながらもついていけずに裏切るドーラがいるという関係図です。
もし観ている途中で混乱してきたら、エディとドレイク（シンビオートが寄生した後はヴェノムとライオット）の対決だけに集中すれば全体を理解することができます。
【あらすじを紹介】「ヴェノム」のストーリーを解説
ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。
あなたが「ヴェノム」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。
【ライフ財団の闇】
- マレーシアにライフ財団の宇宙船が墜落しサンプルを紛失
- エディはライフ財団とホームレスの不審死を報道する記者
- アニーの機密文書をエディが盗み見てしまい二人とも失業
- シンビオートと人間の同化実験を強引に進めるドレイク
- 研究員のドーラがエディに助けを求め深夜の研究所に潜入
- エディにシンビオートが寄生し驚異的な力で研究所を脱出
【ヴェノムの覚醒】
- ドレイクの指示で財団の部隊がエディの自宅を襲撃する
- ヴェノムが覚醒し驚異的な力で部隊を撹乱し切り抜ける
- ヴェノムとの会話で高周波の音と火が弱点と知るエディ
- マレーシアで紛失したシンビオートがドレイクに寄生する
- TV局のボスに人体実験の証拠写真を残しアニーと病院へ
- MRIの高周波で分離したエディは捕獲されドレイクの元へ
【ライオットとの決着】
- ドレイクとライオットは仲間を呼ぶために宇宙船を準備
- エディの元にアニーがヴェノムを運び処刑を免れる
- 宇宙船の出航直前でヴェノムとライオットが一騎打ち
- ヴェノムは宇宙船を爆破してライオットを倒しエディを守る
- 記者として復帰したエディはヴェノムとの共生の道を歩く
本作はダークヒーローのアクション映画ではありますが、よく観るとヒューマンドラマ要素が含まれています。
シンビオートの目的は、地球を侵略して人間を食べることですが、それを実行しようとするライオットをヴェノムは阻止しようとします。
ヴェノムはエディと行動をともにするうちに、地球が気に入り、滅ぼすのはもったいないと考えたのです。
そして、ラストシーンでは宇宙船の爆発に巻き込まれたエディを守るために自ら盾となり、「Good Bye」と告げます。
エディと行動をともにする中でヴェノムの心情がどう変化していくのかも本作の見どころの一つです。
【口コミ】「ヴェノム」の感想を分析！
ネット上には「ヴェノム」について様々な投稿があります。
ここでは、Twitterに投稿された「ヴェノム」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。
#ヴェノム（2018）
悪役ヴェノムの大活躍⁉︎まで時間かかるが、情けないトム・ハーディ（コレが意外と良い）が楽しめるバディもの。アメコミはこれくらいの軽いノリがいいかも。
坂の街サンフランシスコを活かしたカー・アクションはエイリアンパワーも加わり大迫力！
続編も楽しみですね。 pic.twitter.com/jqQgpplwII— ヤオッチャン (@greenSWGP) September 11, 2021
「ヴェノム」
オススメ度★★★★★
面白い！
一人暮らしだからヴェノムと一緒に暮らしたら退屈しなさそう
ただ、食費が掛かる#映画好きと繋がりたい #映画めも pic.twitter.com/OSRYFo0Ss4— 映画猫 (@eigacat) September 11, 2021
『ヴェノム』🎬
地球外生命体に人間が寄生される良くある話と思いきや、見た目と違ってコイツいい奴？ってなる😊
寄生された時の無敵ぶりは痛快‼︎
ヴェノム登場までの時間がちょい長いのと、如何にも次回へ続く的な終わり方があまり好きになれないな🥲スパイダーマンを見返したくなっちゃう（笑） pic.twitter.com/eIlBdjeNsy
— やっすりん (@momoskyswift) September 8, 2021
本作を観たユーザーの大半が好意的なコメントを投稿しています。
頭を空っぽにしても楽しめるアクションと、じっくり観るとわかるヴェノムの心境の変化など、マーベルやアメコミに馴染みがない人でも十分に楽しめるシンプルな作風がうけているようです。
【名シーン紹介】ヴェノムの見どころになる名シーンを一部紹介
ここでは、作品全体の中でも特にあなたに観てほしい重要な名シーンを抜粋して紹介します。
あなたが忙しい場合、ここで抜粋したシーンを観て本作を少しでも味わってもらいたいところですが、正直なところ、全体を観ないと伝わらないことが多いと思います。
そのため、少しでも面白そうと感じてくれるのであれば、改めて本作の全てを観ることをおすすめします！
【名シーン①】ドレイクの部隊と大迫力のバイクチェイスシーン
この時点ではまだヴェノムは覚醒しているものの、エディが主体で動いています。
ドローンの爆発やチェロキーの衝突などド派手な攻撃からバイクの運転テクニックで乗り越えていくエディ。
坂が多いサンフランシスコならではのジャンプシーンは必見です。
【名シーン②】包囲した警察を片っ端からノックアウトしていくシーン
ライフ財団の人体実験の証拠映像を元上司に届けるためにTV局に潜入したエディ。
エレベーターで1Fに降りると、そこにはフル装備の警が待ち構えていました。
催涙ガスを発射するもヴェノムには全く効かず、一人、また一人と投げ飛ばされていくのでした。
【無料視聴】ヴェノム全編を高画質で見る方法
いかがでしたか？
実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います！
「レンタルは面倒だなぁ…」
そうですよね。
映画を全編しっかりと観ようとすればDVDやBlue-rayをレンタルショップで借りてくるのが一般的ですが、借りにいくのも返しにいくのも時間と手間がかかってしまいます。
そこで、筆者は定額見放題の「動画配信サービス」をオススメします。
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2020年現在、見放題作品数がもっとも多いのは、U-NEXTで約5万件、次いでHuluで4万件となっており、このどちらかで選べば間違いありません。
「無料で観れるサービスはないの？」
一部の海外サイトには映画がまるまる無料で視聴できるものもありますが、画質が悪い上に違法行為となってしまうため、筆者はオススメしません。
罪になると思いながらだとせっかくの映画に集中できませんし、楽しめませんよね。
ヴェノムを無料で全部観たい！という場合は、まずはU-NEXTやhuluで閲覧できるか無料体験に申し込んでみてください。
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