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【世界の闇と愛情の深さに感動!】LION/ライオン 25年目のただいまのストーリーと名シーンをネタバレ動画で完全解説!

LION/ライオン 25年目のただいまを無料動画でネタバレ紹介する記事

「LION/ライオン 25年目のただいま」(原題:Lion)は、2016年に公開された、オーストラリア、アメリカ、イギリス合作のドラマ映画です。

実在する人物であるサルー・ブライアリーが5歳のころにインドの家族とはぐれて25年目に、わずかな記憶から家族を探す真実の物語です。

日本人の私たちには信じられないような、インドの孤児の現実も描写されており、サルーがたどってきた道のりにあなたもきっと感動するはずです。

主演はインド系イギリス人俳優のデーヴ・パテールで、本作の8年前に主演をつとめた「スラムドッグ・ミリオネア」の頃からはだいぶ大人になっていて、スラムドッグ好きの筆者としても感慨深いものがあります。

そんな「LION/ライオン 25年目のただいま」を見逃してしまったあなたのために、作品の大まかなあらすじと見どころを紹介し、「LION/ライオン 25年目のただいま」を観るべきかどうか判断できるようにお手伝いします!

▼デーヴ・パテールが過去に主役を演じた「スラムドッグ・ミリオネア」の解説記事

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【ネタバレ注意】作品の全容をざっくり紹介

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まずは「LION/ライオン 25年目のただいま」の登場人物やその関係性、全体のストーリーをざっくりまとめて紹介します。

あなたが忙しく、記事を読んでいる時間がない場合を考えて、予告動画を紹介しておきます。

この動画だけで全てを理解することは難しいのですが、雰囲気だけでもつかんでください。

事前に押さえておきたい主要な登場人物たち

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主なキャスト
  • サルー・ブライアリー:5歳で家族とはぐれて以来25年、オーストラリアの養父母のもとで育つ。わずかな記憶を頼りにGoogleEarthを使って本当の
  • ルーシー:サルーの大学の同級生で恋人。早くに母親を亡くしており、実の家族と離れてしまったサルーと惹かれ合う
  • ブライアリー夫妻(スーとジョン):サルーの養父母。世界中に不幸な子供がいることを憂いて子供を産まずに養子をとることを決めていた
  • マントッシュ・ブライアリー:サルーと同じくブライアリー夫妻が引き取った養子。幼少期のトラウマからか精神的に不安定ですぐに暴れ出してしまう
  • カムラ・ムンシ:サルーの実母。子供たち3人を貧しくも愛情を注いで育てる
  • グドゥ・カーン:サルーの実兄。生活費を稼ぐために犯罪も含めて毎日働きに出る。サルーを心底愛しており、常に行動をともにした

本作の登場人物は主に、「オーストラリアの家族」と「インドの家族」です。

オーストラリアの家族は、スー/ジョン夫妻とマントッシュ、インドの家族は母のカムラと兄のクドゥがキーマンとなっているため、サルーを含めた6名を覚えておけば全体を理解することができます。

なお、サルーは、幼少期に地名や自分の名前を誤って覚えており、サルーの本当の名前は「シェルゥ」で意味は「ライオン」だそうです。

つまり、本作のタイトルは「ライオン(シェルゥ)」を正しい記憶の象徴として扱い、サルーがそれを探し求めることを表しているのです。

【あらすじを紹介】「LION/ライオン 25年目のただいま」のストーリーを解説

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ここではストーリー全体をさらに理解できるように、ストーリーを紹介していきます。

あなたが「LION/ライオン 25年目のただいま」を観ていなくても、これを読めばざっくりしたあらすじをつかむことができます。

ストーリーの流れ

【迷子になるサルー】

  1. サルーは兄クドゥと一緒に石炭を盗んで食料を手に入れる
  2. 夜中にクドゥと家を抜け出して仕事にいくと途中で眠気が
  3. ぐずるサルーを駅のベンチに寝かせて仕事に行くクドゥ
  4. クドゥを探して迷い込んだ汽車が寝ている間に走り出す
  5. 1600キロ離れたカルカッタの駅に到着してなんとか降りる
  6. 何度も攫われそうになるも逃げ延びて保護施設に送られる

 

【新しい家族】

  1. ジョンとスー夫妻との養子縁組が決まりオーストラリアへ
  2. 両親からたっぷりの愛情を注がれて育てられるサルー
  3. 1年後に養子になったマントッシュはすぐに暴れ出す問題児
  4. サルーは立派に育ち大学に進学するために親元を離れる
  5. 同級生とのホームパーティで揚げ菓子を見て過去を思い出す
  6. 当時の汽車の速度から範囲を絞りGoogleEarthで探すことに
  7. 苦悩するサルーはルーシーや家族との関係を悪化させてしまう
  8. 実母を探すことに後ろめたさがあるサルーはスーと距離をとる

 

【真実を探す旅】

  1. ジョンからマントッシュが原因でスーが寝込んだと知らされる
  2. 見舞いに行ったサルーがスーから夫婦が養子をとる真意を聞く
  3. とうとう故郷「ガネッシュ・タライ」を見つけ出すサルー
  4. スーに全て話すと心から喜んで実母に会うことを勧められる
  5. インドに向かい故郷に到着すると実母や妹と再会を果たす
  6. クドゥは別れた直後に別の汽車にはねられて亡くなっていた
  7. スーとジョンはこれからも家族だとスーへの愛情を伝える

本作では、前半は「インドで行方不明になる子供の厳しい現実」、後半は「血が繋がらない深い愛情」が見どころとなっています。

エンドロールの解説でもありますが、インドでは毎年8万人以上が行方不明になっていて、ストリート・チルドレンが社会問題になっています。

前半はその描写がとても生々しく描かれており、我々日本人には衝撃的な光景かもしれません。

後半は、記憶を取り戻し、なに不自由なく暮らす自分の実の家族への申し訳なさと、養父母に隠して調査を進める後ろめたさから荒れるサルーに対して、全てを理解し受け入れてくれるジョン/スー夫妻の深い愛情と優しさに胸が熱くなります。

【口コミ】「LION/ライオン 25年目のただいま」の感想を分析!

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ネット上には「LION/ライオン 25年目のただいま」について様々な投稿があります。

ここでは、Twitterに投稿された「LION/ライオン 25年目のただいま」についての意見をいくつか取り上げて、傾向を解説します。

本作を観たユーザーからはかなり好評なコメントが多く投稿されています。

特にユーザーから評価が集まっているのは、ストーリーの解説でも伝えた「インドの闇」についてと「家族の深い愛情」についてです。

【名シーン紹介】LION/ライオン 25年目のただいまの見どころになる名シーンを一部紹介

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ここでは、作品全体の中でも特にあなたに観てほしい重要な名シーンを抜粋して紹介します。

あなたが忙しい場合、ここで抜粋したシーンを観て本作を少しでも味わってもらいたいところですが、正直なところ、全体を観ないと伝わらないことが多いと思います。

そのため、少しでも面白そうと感じてくれるのであれば、改めて本作の全てを観ることをおすすめします!

【名シーン①】GoogleEarthでとうとう生まれ故郷を見つけ出すシーン

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当時の汽車の速度から逆算し、可能性がある範囲を調べるとそこには無数の駅があり、調査は難航します。

苦悩し、諦めかけながらもGoogleEarthを触っていると、見たことのある風景を見つけます。

駅からの道のりを追うごとに、幼少期に自分が歩いた道と重なっていき、みるみる確信に変わっていくシーン。

ただひたすら無言なのですが、表情だけでこちらまで泣けてくる名シーンです。

【名シーン②】実の家族と感動の再会を果たし衝撃の事実を知るシーン

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ようやく生家にたどり着くとそこはヤギの小屋となっており、人は住んでいません。

通りかかった街の人に尋ねようとするも、言葉が通じず途方に暮れてしまいますが、そこに英語が通じる一人の中年男性が。

「以前にここに住んでいました」と幼少期の写真を見せると、言葉少なく「ついてきなさい」と先導する男性。

困惑しながらついていくと、男性が案内した先には髪の毛が真っ白になった母親の姿がありました。

二人は抱き合い、感動の再会を果たすのですが、サルーがクドゥの名を口にすると、男性から神に召されたと聞き、一転して深い悲しみに落ちます。

喜びと悲しみにただただ涙が溢れてくるシーンです。

【無料視聴】LION/ライオン 25年目のただいま全編を高画質で見る方法

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いかがでしたか?

実際はもっとたくさんの見どころや泣きどころがあり、紹介しきれないので、ぜひ最初からエンディングまでしっかり観て欲しいと思います!

「レンタルは面倒だなぁ…」

そうですよね。

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